「第３９回三井ゴールデン・グラブ賞授賞式」（２９日）
守備のベストナインに贈られる「第３９回三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が２９日、東京都内のホテルで行われ、初受賞となった阪神の平野恵一内野手（３１）、ポスティングシステムでの大リーグ挑戦を目指しているロッテ・西岡剛内野手（２６）らセ、パ両リーグの受賞選手が出席。受賞選手には賞金５０万円と金色のグラブをモチーフにしたトロフィーが贈られた。西岡は独占交渉権を獲得したツインズについて「アメリカでもチャンピオンをつかみたい」と日米での頂点獲りを誓った。
◇ ◇
その表情は、すがすがしく引き締まっていた。都内で行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席し、落札球団が判明してから初めて公の場に現れた西岡。「ツインズは毎年プレーオフに進出していて、優勝争いができるチーム。僕自身、強いチームに行きたかった」と瞳を輝かせた。
正式契約がまだとはいえ、西岡は真剣なまなざしで熱っぽく語った。「若い選手が多いチームなので、常に刺激しあって、結果を残したい。アメリカでもチャンピオンをつかみたい」。ロッテの一員として２度の日本一に導いたスピードスターは、海を渡っても目指すのは頂点。二塁手としての起用の可能性も伝えられるが、「まだ契約もしていないが、試合に多く出られればいい」と意欲を見せた。
夢を実現する以上、異国での暮らしに順応する覚悟だ。本拠地となるミネソタのイメージを聞かれ、「寒いということですかね」と西岡。「２６年間も住み慣れた日本を出るのは、食べ物も違うし苦しいこと。でも、それにへこたれずに、自分の人生を楽しみたい」と、反骨心おう盛な西岡らしく強く言い切った。
同じくポスティングシステムでメジャー入りを目指す楽天・岩隈は落札球団のアスレチックスと交渉が難航しているが、「僕は野球をやることが仕事なので、お金でどうこう、ということは１００％ない」と円滑な交渉成立を望んだ西岡。幼いころからの夢へ、確実に前進している。
(デイリースポーツ 2010年11月30日)
ツインズが独占交渉権を得ましたが、入団には前向きなつよぽん。
メジャーでもチャンピオンを狙っているのは心強いですが、メジャーはかなり結果主義の世界・・・・・。
とりあえずクリック。
