ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

ずっと気になりながら、日程が合わず行けなかった場所。

 

 

現在は武庫川女子大学 生活環境部 建築学科のキャンパスとなってますが

こちらは旧甲子園ホテルとして、昔は『東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル』と並び称され

皇族、政財界人、上級軍人などの社交の場として賑わっていたそうです。

 

 

最近ではNHK朝ドラ『まんぷく』で、福ちゃんが働いていたホテルの撮影で使われていました。

外観はこちらの旧甲子園ホテル、ホテルの入り口を入ってからのフロント部分は

明治村で一部保存されている帝国ホテルに画面が切り替わります。

 

 

守衛室で受付を済ませ、みなさんが揃うまで自由時間です。

お天気もよく、ちょうど桜がまだ綺麗に咲いていたので、カメラがあると一人でも大丈夫。OK

 

この日は20人弱ぐらいの申し込み人数でしょうか。

学芸員の方に館内を案内していただきました。

 

館内に入り説明が始まるのですが、水漏れはてなマーク

なんか気になるわ。。。この音ベルと、思うのはやはり凡人。あせるガーン

 

 

館内中央にある『打出の小槌』模様の泉水でした。

水漏れではなく、上段から下段に落ちる水の音を耳で楽しみ、

午前中に窓から入ってくる太陽の光で輝く水面を目で楽しむそうです。

 

 

やはりお金持ちの人は平民と違い、心にゆとりを持ちながら生活をされるので

当たり前のようにこういう演出が思いつくのですね。勉強になりました。

 

数分にまとめられたビデオをまず観てから、

市松格子光天井の美しい1階西ホールへと進みます。

 

 

この後も、あらゆるところに『打出の小槌』のモチーフが出てきますので探してみてください。

すぐ下の写真(右上)は、アールデコ模様の壁面彫刻です。

 

 

お庭も奇麗にお手入れがされていて、とても気持ちよくお散歩ができました。

池に大きな鯉がたくさんいましたよ。これもお金持ちの象徴なんですよね。

 

 

エレベーターなどはありませんので、階段での移動になります。

出来るだけ足腰の丈夫なうちにご訪問ください。

2階の応接室には当時の周辺地図などもありました。

 

 

2階からの眺めの素敵です。

 

 

建築物の知識は全くありませんが、素人でもそれなりに楽しめるのがありがたいです。

こんな素敵な大学のキャンパスに通い、勉強ができる学生が羨ましく、

ここから世界に名を遺すような女性建築家の誕生が楽しみですね。

 

 

 

壁ではなく床がお洒落な色合いのタイルのお部屋が最後で、約90分間のガイドツアーになります。

予約が必要で、見学できる日にちも決まっているのでHPで確認してください。

見学は無料ですが、日にちにより喫茶付き(ケーキとお茶)750円も設定されています。

 

 

 

食いしん坊な私はもちろんラブ

 

 

昔・・・クリスマスケーキ、お誕生日ケーキと言えばバタークリーム。

このような薔薇の花びらの飾り&アラザン(銀色の粒)が定番でした。

昭和の人間には懐かしい~おねがい

 

もう今はなかなか食べる機会もなく、というか売ってますか?

贅沢な時間を過ごすことができました。ラブ