ご訪問、ありがとうございます。
9月19日(火)、高台寺を訪れました。
桜や紅葉の季節でもなく、平日ということもあり、ゆっくりと拝観できました。
参拝ルートを進むと、「遺芳庵(いほうあん)」と呼ばれる小さな茶席がでてきます。
靴を脱ぎ、書院に入るとちょうど初秋特別展、『バロン吉元 画侠展』の展示がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170924/09/cm117096991/05/68/j/o0960072014034004681.jpg?caw=800)
好きな人には、たまらない空間なんでしょうけど、私には
よく分からないけれど、それなりに楽しむことにしましょう。
人にはそれぞれ好みもあるものですが、ここに来なければ触れることのできなかった世界でした。
最近、お寺に来ると紋の入った瓦が気になります。
方丈前にある枯山水庭園。勅使門前の位置にある一対の立砂を取り巻くように、
白砂で大海を表現しています。
春は枝垂桜、秋は紅葉のライトアップの時期に来ると、お昼間とは違う表情が楽しめるようです。
ぐるっと回ると、またこの世界。
お寺の雰囲気とマッチしているのでしょうか。
反対側に、お手入れの行き届いた美しいお庭が眺められます。
いつも思いますが、お天気でよかった。 雨だとこういう写真は撮れません。
周囲の木々や建物と調和したお庭は、茶人としても名を馳せた作庭家の小堀遠州の美意識が、石組みなどに反映されています。
偃月池には秀吉の遺愛である「観月台(重文指定)」が設置され、そこから眺める月はとても風情があり、見る人の心を癒してくれそうです。
つづく。