夢の沖縄の地に足を踏み入れて明日で1年になります。


この1年、自分では想像もできないような葛藤が沢山ありました。


楽しかったのは最初の2ヶ月。


それを過ぎるともう、本気で帰りたい、帰りたいばっかり思ってた。


でも帰る場所もない。


仲間ウチにタンカ切って出てきて・・・どんなツラ下げて帰るのさ・・・。


ってのもあったのよね。


Pも学校でお友達が出来て本当に生き生きしてた。


私だけが立ち止まっていた。



そんな中で始めたブログ。


何か発見したり、ビックリするような違いを見つけたり。


それをここに書いたりして、それを読んで「沖縄に住んでるの?羨ましい!」とか、「子連れで移住なんてすごいね!」って感じでどんどん色んな人が見に来てくれるようになった。


書かなくちゃ、楽しい事をたくさん見つけなくちゃ。


そう思ってPの夏休みには色んな場所に出かけた。


そうこうしてるうちに、沖縄に行ってみたい!知らなかったよ!面白いね!ってまたどんどん見に来てくれる人が増えて、いつしか沢山のブログ友達が出来た。


気が付いたら私の原動力のようなものになってた。


そして気が付いたら沖縄にいる事が普通で、今までおかしな国だなと思ってた事が、ここでは当たり前なのだという事に気付いた。


それこそ当たり前の事なのに(笑)。



そう思ったらすごく楽になった。



移住の事については何度も何度も「気の持ちよう」「考え方一つ」と書いてきたけれど、自分にもそう言い聞かせてきたこの1年。


私は少しだけ強くなったと思う。


泣き言を言ったり、落ちたりする事もあって、中にはすっごく心配かけちゃったブロガーさんもいっぱいいるけれど、小さな事も自分の事のように受け止めてくれて、本当に嬉しかった。



私は本当に今、沖縄が好きです。


だから、軍用機が飛んでるのを見ると、涙が出ます。


まだ1年しか住んでいない私がこんな気持ちになるのだから、ここで生まれ育った人達や、目の前で悲しい事をたくさん経験してきたおじぃやおばぁはどんな気持ちで毎日飛行機を見ているのかなと考えて、泣いてしまいます。



ヤマトの人達は基地反対運動をよそ事のように思ってるんだ・・・。


そんな風に思っていました。


実際北海道に住んでいた頃の自分がそうだったからです。



だけどここに住んでから、島以外の事にあまり興味が持てなくなってきました。

そんなものかな、とも思いました。



それでも勝手な事をいえば、みんなにもっともっともっと目を向けて欲しいと思います。


みんなが求める沖縄の良さは何だろう。


日本人として、みんなは沖縄に基地を求めてるの?


基地を見たくて沖縄に来る?


違うよね。


私は基地があるところに住みたかったわけじゃないよ。


住みたかった所に基地があって、色んな思いが交差してた。


初めて旅行で沖縄に来た時、確かに外国のインチキくさい看板や、ジョギングをするアメリカ人の姿を見て、沖縄チックだなーと思ったりもした。



だけど、もう一度ちゃんと考えて欲しい、みんなに。


私はここに住んでみて意識が変わった。



ここにずっと住むかどうかは今はわからないけど、立ち止まってた私が前に向かって歩く事を思い出した島。


この一年は本当に自分にとってかけがえの無い一年でした。


今日も支離滅裂でごめんなさい。