きび太郎の幼稚園でも、今日から3学期が始まりました。
心配性で不安が強く、イベントごとの朝に弱いきび太郎。
運動会、発表会、参観日など・・・。
でも普段の幼稚園の登園も、いまだに大変なのです。
年少時の幼稚園は、玄関のすぐ横がクラスルームだったので、玄関でグズグズ言ってれば先生がすぐ聞きつけて出てきて連れて入ったり、私も気軽に教室内まで連れて行ったりしていたのですが、今は2階の教室なので、玄関で入ってから階段を上り、少し離れています。
最初は私が教室まで一緒に行けないことで、玄関でグズグズしていたのですが、1学期の途中からは、同じクラスのお友だちと一緒にだったら教室に入れるようになりました。
幼稚園の玄関で私が、
「○○ちゃん、きび太郎と一緒に教室に行ってくれる?」「うん、いいよ」
「きび太郎、○○ちゃんと一緒に行き~」「うん」
と私が声をかけて教室に行ってました。
2学期がはじまってしばらくは、きび太郎が自分でお友だちに、
「○○ちゃん、一緒に行こー!」
と声をかけられるようになっていて、成長したなぁと思っていたのですが・・・
2学期の途中から、なにかと1番にこだわるようになりました。
給食食べ終わるのも1番、朝教室に入るのも1番。
そして、1番でなくては教室に入れなくなってしまいました・・・
途中で同じクラスの他の子に、登園の道中に自転車などで追い抜かれると、号泣がはじまったり。
とはいえ、きび太郎の送迎には、妹たち2人も一緒に行っているので、きび小姫の授乳の時間などによって、多少家を出る時間もかわります。
そうすると、イライラ、機嫌ワルワル、号泣、絶叫、罵倒・・・本当、大変なのです。
家を出る直前に私がトイレにでも行こうものなら、トイレのドアの前で、いくつ数えるまでにでて来てっと怒鳴ったり、泣き叫んだり。
一度授乳で家を出るのがきび太郎の希望より15分ぐらい遅くなった日(それでも全然遅刻するような時間ではなかったんですけどね)は、号泣、部屋のすみっこにうずくまって、「今日はもう幼稚園行かない
」と動こうとしないのを、抱え込んで車に乗せて連れて行ったほど。
本当、毎朝が憂鬱で、きび太郎も絶叫・号泣、私も泣きながら幼稚園に行ったことも度々・・・まだ誰も登園に歩いていないし、先生もまだ掃除されてるような早い時間なんですけどね。
今日は冬休み明けでただでさえ久しぶりなので、くるだろうなと思ってたら・・・
昨晩寝る前には、
「おかーちゃん、明日は5時に起きて6時に小姫ちゃんのおっぱいしてね」
はいはい、やっぱりね。
今朝は、きび太郎とだんご姫に朝ご飯を食べさせながら授乳していたら、
「おかーちゃん、今7時32分だから、おっぱい20分でしょ、7時52分には終わって、おかーちゃんもごはん食べて、8時15分には終わって、ハミガキして、お化粧して25分には出てね」
きび小姫も私も機械ではないので、そんなキッチリできません
さらに最近、ごはんをダラダラ食べるだんご姫、8時になっても食べ終わらない。
きび太郎は、イライラして、テレビをソワソワと観ながらも室内をウロウロしだして、
「だんごちゃん靴下履いてる? じゃあ食べたらすぐ出れるね、もうごちそうさま? もういいでしょ! いつまで食べてんの! テレビ観てたらあかん! 早くごちそうさまして!!」
一応幼稚園は、8時45分まで登園しないでください、となってるのですが、預かり保育の人たちのために門は早くから開いてるので、早く行くと先生方が玄関を掃除されていても、きび太郎は門で待つことができず入ってしまうので、8時25分になるまで家を出たらアカン!としているのですが。
だいたいどこの家庭でもそれぞれ決まった時間に登園しているのですが、預かり保育ではなくても、たまにおでかけの都合とかで早く行く人もいたりして。
今日もイライラ、すでに半分泣きながら家を出て、駐車場に着いてみれば、すでに同じクラスの子の車があるのを見つけて、きび太郎号泣、絶叫・・・
「うわーん! もう○○ちゃん行ってるー!! おかーちゃん、早くでよーって言ったのに! だんごちゃん早くごちそうさましないから! ええ?! 小姫ちゃん抱っこ紐?! 時間かかるやん! だんごちゃんもベビーカー乗らんでいいやん、歩けるでしょ、ベビーカー出してたら、うわ~ん、遅くなる~!!! あしたはぜったい15分に家でるからなっ! 小姫ちゃんも6時からおっぱいしてよ! (続く)」
思わず、私も、
「うるさいっ!
あんた1人で行くんじゃないでしょっ! きび小姫もだんご姫も一緒なの!
いやなら、1人で走って行きなさい!!」
・・・ほんとに駐車場から子どもの足なら徒歩5分ぐらい、1人で走って行きましたわ・・・
私と妹たちが幼稚園に着いたときには、とっくに教室に入って行ったようで、私、別に来る必要なかったやんっとこちらも腹立だしくおもったけど、途中、信号のない横断歩道もあるし、私の言い方もよくなかったなぁと反省・・・
でもいつも、玄関で号泣していても、教室に入るときにはケロリとしているそうで、担任の先生にこんな話しても、
「えー?! そうなんですかぁ?! でもお教室に入ってくるときは、ニコニコして元気に挨拶してくれますよ~」
と、全然ご存知ないので。
それまでの2時間の私ときび太郎の苦闘、誰にもわかってもらえないんだーっ!
という私の中のモヤモヤ・・・
今日はたまたま近所で、子育て支援センターの出張オープンスペースがあったので、そこで保健師さんに聞いてもらってしまいました。
自分でも、きび太郎の不安を受け止めるのは私しかいないんだ、とか、大人なんだからこちらがガマンしなくては、とか、幼稚園は楽しいみたいでケロリと元気よく帰ってくるんだから朝ぐらいは仕方ないと割り切らないと、とか、わかってるんですけどね・・・
保健師さんも、5歳ですからね、あと少ししたらマシになりますよ、とか、いろいろありきたりなことも言われましたが、
「不安感が強いので、教室に先に1人でもお友だちがいる出来上がった空間に入るのが不安なのかな、自分が1番に行って自分で自分の納得できる空間にしたいんでしょうね」
と言われたのが、1つ、私の心にテトリスのようにストンと落ちたような気がして。
たまっていたモヤモヤがいくらか減ったような。
きび太郎、今日も寝る前にはまた、
「おかーちゃん、目覚まし5時にかけといてね。そいで、6時に小姫ちゃん、おっぱいしてね」
と言ってましたが。
明日はこちらもキレずにちゃんときび太郎につきあおうかな・・・と思う余裕が少しだけできました。
とはいえ、朝起きたら、また私もつられてイライラしてしまうかもしれないですけどね。
しかし。
今から小学校の集団登校が心配な、すんだんごです