とある山奥で。
山を背後に家があって、下には川が流れていて。
その川沿いの道に続く下り坂が家からのびていて。
そんな家に自分が住んでいる。
はずだんごちゃんが昔から何度か見る夢だそうで・・・。
これはおそらく、パパだんごちゃんの実家、はずだんごちゃんの祖父母が暮らす島根の山奥が原風景になっているのではないかとかなんとか。
このイメージの地図を描きながら話してくれたことがあるのですが。
・・・でもこれって、きびだんご家のおうちの立地、そのまんまやん!
はずだんごちゃんが、この不便な山奥の立地を気に入ったのには、どこか心の深いところの琴線にひっかかったからでしょうか。
すんだんごが、珍しいほどに心ひかれて、四季を問わず何度となく通った吉野山。
春のこの季節、狭隘な谷や、常緑の杉の山肌に、山桜や新緑が春の景色を描きます。
桜の名所といっても、華々しい景色ではなく。
静かであたたかい景色なのです。
これはうちのすぐ近所の今の季節の景色なのですが。
微妙に色の違う山桜が、ポッポッと、とてもきれい!
規模はもちろん全然違いますが、思わず深く息をつきたくなるような山桜の景色は、吉野山を彷彿とさせると言うのは、身びいきでしょうか・・・?!
こういう景色を予想していわけではないのですが。
山の風情がどこかすんだんごの心の琴線にひっかかっていたのかもしれないですね。
・・・山地がほとんどの日本では、どちらもよくある景色なのかもしれないですが。