先日思い立って、宿を予約し、きび太郎と2人で小旅行へ
行き先は吉野山
すんだんごはなぜか吉野山に心ひかれて、これまでは年に何度か毎年行っていたのですが、きび太郎妊娠中の春を最後に、2年半ほど行ってなかったのです。
クナケロさんが、スモ子ちゃんと、東京に2人旅をしたのを聞いていたので、いつかはきび太郎と2人で行ってみたいと思ってたし。
先日大阪クラシックに行って、心の深呼吸をもっとしたくなったし。
その時一緒だった音楽好きのミミさんは、セリちゃんをよく音楽界に連れて行くので、セリちゃんも音楽好きみたいだし。
そういえば、すんだんごも子どものとき、母親の趣味の寺社仏閣めぐりに連れて行かれてたな…、それが今のすんだんごの古い物好きにつながってるんだろうな…。
きび太郎もすんだんごに付き合わせてたら、そういうの好きになって宮大工とかに将来なってくれないかしら…とかなんかと思いながら。
暑さも峠を越え、寒くなる前の今の季節が、旅行にはベスト!
思い立ったが吉日だ、GO
近鉄特急で、あべのから1時間15分 平日の昼間なので、ガラ空きです。
特急内のきび太郎は、お昼ごはん食べたり、外ながめたり。ちょっと眠くなったせいか、意外と大人しかったです。
吉野駅からは、はじめてのロープウェー。
そこからは、坂道をのぼらなくてはなりません。
経験したことないような長くて急な坂道でしたが、「おっきい!」のベビーサインしながら、これも思ってた以上にきび太郎、自分で歩いて上りました。
手すりのない階段ものぼりましたよ!
昼寝も全然してなかったので途中でベビーカーにのせたら、きび太郎、すぐネンネ
その間に、旅館に荷物を置いて、あとはひたすらベビーカーを押して、のぼる、のぼる…!
目的は、水分神社。別名、子守宮。名前がすてきでしょ
そのまんまのとおり、子さずけ、子どもの神様です。
旅館や茶店、みやげ物やが軒を連ねる中千本をすぎて、上千本へ。
まだセミの声の残る吉野山は、樹木もうっそうとして下草もおいしげり。
坂道はさらに急に、人かげもさらにまばらに…。
道端には、彼岸花。
翌日おまいりしようとスルーした蔵王堂は、はるか眼下に。
急な坂道をベビーカーを押して、休み休みとはいえ40分以上 さすがのすんだんごも汗だくです
すんだんごも休憩していると、きび太郎も起きたので、ベビーカーは階段の下において、2人でおまいり。
起源ははるか古代にさかのぼるほど。現存の建築物も桃山時代という、由緒ある神社です。
なぜかすんだんごは、はじめて吉野山に来たときから、ここの神社が気になります。
江原さん風にいえば、自分の前世にここで何かあったのではと思うぐらい。
小さくて参拝客も少ないのですが、「神さびた」という言葉がにつかわしい雰囲気、でも奉納されてる新しい赤ちゃん肌着や布製おっぱいなど、人の気配も感じられて、こじんまりととても落ち着く場所なのです。
きび太郎に、「子守」のお守りをいただいて。
すんだんごも、せまい境内で心身ともに深呼吸。
きび太郎と一緒に、神前に手を合わせて
きび太郎には、神仏にちゃんと手を合わせる子になってほしいなと、ふと思いました。
そうすれば、将来悪いことしなさそうな…。
境内を出て、一服。
その後は、ゆっくり下りてきて。
下り坂だったけど、きび太郎、結構歩いてくれました。
急な坂道がめずらしくおもしろかったのか、ベビーカーで急な坂道を下るのがイヤだったのか…。
食後はきび太郎、館内を探検。・・・といっても、階段をあがったり、おりたり。
旅館のはじめての大きなお風呂に、きび太郎、案の定ビビリながらも入って、8時すぎにはネンネ
携帯も圏外の部屋で、すんだんごは、テレビ見たり、本読んだり
子づれということで、フレキシブルそうな小さい旅館にしたのですが、吉野づくりといわれる独特のレイアウトの館内は、お香の香りもゆかしく、古いながらも明るくてきれいでした。
翌日のお天気の心配をしながら、おやすみなさい~