すんだんごの最近のお散歩は…
駅まで徒歩15分のところを遠回りして30~40分かけて歩いて、図書館で休憩がてら本を読んで、お買物して、15分の道をゆっくり20分ぐらいで帰る。
…そういうルートです。
図書館では、映画にもなった「さゆり」を読んでます。
結婚前に、友達のむっちゃんと京都に「変身舞妓」をしに行きました。自髪で結髪をしてくれるところを探して行きました。
その時のスタッフさんとの話で、まだ映画製作途中のこの作品の話が出ていて、
「祇園の町が『祇園』名前が出るのを嫌がったので、設定は映画では祇園とは言っていない」
と聞いていたのです。
映画は観ていないのですが、読んで納得。
花街に売られてきた舞妓の生い立ち、舞妓や芸妓同士のサヤあて、置屋の金勘定、水揚げや旦那の権利を競う男同士のつばぜり合い、お座敷での酔っ払いの下ネタ、…などが細かく描かれています。
京都の日本情緒のよさとか、四季の美しさ、祇園のしきたりのゆかしさ、…などおよそ観光都市京都が見せたいものは、ほとんど描かれていません。