昨年の10月23日、はずだんごちゃんとすんだんごは、結婚式を挙げましたラブラブ

 実家のすんママが、「子ども生まれたらなかなかいかれへんから…」と、お能と割烹のお昼の懐石料理のセットプランを、プレゼントしてくれたので、それを結婚一周年のイベントとしました。


 10月21日(土)のことです。

 食事は、割烹料亭「とんぼ」。170年ほどの伝統あるお店だそうで、上町筋に面した外観は目立たないのですが、中は落ち着いた「大阪の古い店」という意識がかんじられるしつらえです。

 ・・・おいしかったです。

 外食でもおいしく感じても、食べつかれた感の残るところが多いのですが、だしのきいた上品な味でした。塩(薄口醤油?)が結構きいてたと思うんだけど、でも、とぎとぎしてないお味なの。本当~においしかったです。

 デザートの柿のむきかた一つにしても、全然違うし・・・「お金を出すってこういうことなのね」と納得です。

とんぼの煮しめ  煮物。きれいでおいしかった。


その後は、大槻能楽堂で、お能鑑賞。

今回は馬場あき子先生のお話と、狂言「茶子味梅」、謡(一調)「鐘の段」、能「鸚鵡小町」。

狂言もお能も和歌が重要な役割をしていて、難しかったです。

しかも「鸚鵡小町」は、老女もので、2時間近い大曲、難曲!! 演者はなんと観世栄夫さん

お能でもわかりやすいシンプルなものも多いのですが、難しかった~。。。

でも、百歳の小町の舞は、すごかったです!!! さすが難曲。でも見ていて「ドキドキ」しましたドキドキ

お能一曲通して観るとなると、数百年前の日本人のテンポだから、眠くなるところがあるのですが、一曲通す中に観ていて「ドキドキする」場面があるので、それが面白くて「またお能を観に行こう!」って気にさせられます。

今回も眠かったところも正直あるのですが、でもまた観たい!


鏡板です。大槻能楽堂の鏡板


  お能ははじめてのはずだんごちゃん。

  感想を聞くと、「能と狂言の違いがやっとわかった」そうです。

  例えるなら「プロレスとボクシングの違いのようなもの」とか。

  なんとなく、わかるような気がします。