人間は、生涯において誰しもが”楽しむ”権利を持っている。
多くは、食事(味覚)やスポーツ(運動感覚)や芸術や映像(視覚)や音楽(聴覚)等の鑑賞から生じる感覚的な領域である。
つまり、各個人の自由な心の動きの中にそれはあるのだ。
ところが、インターネット世論の中に人々の感覚的な自由を”社会的良識”だの”マナー”だので”正論”として理論武装しケチを付けて回る動きが少なくない。
「イルカショーは、動物虐待だ‼廃止しろ!!」「街中の裸婦像は、風紀を乱している!!撤去しろ!!」
「銭湯で、下着姿で歩くな!!」「銭湯に、小学校高学年児童を入れるな!!」「ファミレスに、幼児を入れるな!!」
どれもこれも、”的外れないちゃもん”に過ぎないのだがインターネットニュースとかで取り上げられ恰も一般論であるかの様な顔をしている。
(1)キムタクが批判されているのは、”牛丼店・回転寿司店・蕎麦屋”らしい。
懐石料理とかおフランス料理とか、改まったお席なら兎も角上記の店は”(多くは家族や仲間内で)愉快に過ごす”為の場である。
家族や仲間内で、または独りで気ままに食事をする。
「孤独のグルメ」のオープニングじゃないが、リラックスして飯を食う位の”自由”は当然の権利だ。
庶民的なお店で、気を許した者同士または独りで甘え合うなり自由に振舞って構わない。
そんな時に、細々したマナーに託けて文句言うのは野暮ってもんだい。
初めて聞いたけど、”迎え舌”とか言う”マナー違反”があるそうで食べる時にペロッと舌で受ける仕草らしい。
めっちゃ、可愛いじゃ無ぇか。何が、いかんの?
(2)キムタクばかりか、CM制作関係者や引いては企業まで批判する。
お門違いなナンチャッテ正論を、ぶつけるだけぶつけてんな。
”牛丼店・回転寿司店・蕎麦屋”のイメージで要求されるのは、お静々とした上品さなんかじゃない。
家族連れで友達連れでまたは独りで、気軽に寄ってお腹いっぱい飲んで食べて食欲を開放し楽しんで貰う事だ。
キムタクは、その光景を総合的に演じたに過ぎない。
”潔癖”は、決して”正義”では無い。
ましてや、”断罪する”姿勢で社会全体や各個人に押し付けるのは悪影響だ。
どうもさ。
イルカショーや上げ馬神事や銭湯での女性や児童の裸体や食事マナーに過剰なまでに拘り敵視し追放しようとするやり方がカルト宗教そっくりなんだよ。
皆が普通に許し合って来た風俗を、お互いに監視し合う嫌な雰囲気に変えさせようとしている。
大声で主張して波及させ、ニュースサイトや動画サイトや各個人のコメント欄を息苦しい”裁きの場”に変えようと狙っている。
さらには、各企業や演者達に無意味な”自粛”を起こさせ日本の発展を妨げている。
現在、我が国の経済力を飛躍的に増大させる可能性があるのは”ヒット商品の開発”だ。
それには、元来癒しやエロティシズムをも含むアバウトな”発想”が必要不可欠なのである。
牛丼店・回転寿司店・蕎麦屋で位、大口で食おうが啜って食おうが猥雑で良いんだよ。