ガンホーは3月と6月に受けた不正アクセスの調査結果を13日に公表した。3月27日には550件のデータ(GungHo-IDのパスワード、メールアドレス、秘密の質問、秘密の答え)、6月27日には502件のROのアトラクションIDとパスワードが改ざんされたものの、ダウンロードはされなかったという。クレジットカード情報は一応無傷とされている。犯人は特定されていない。
さかのぼると2002年12月にもROの公式サイトのサポート画面から個人情報の含まれた問い合わせ内容が漏洩しており、2003年3月にはサーバーがクラックされ、犯人の犯行声明がゲーム中に流れたという。
逆に最近では不正ツールへの対抗策により、ツールを使っていない一般ユーザーがサーバーから切断されるという障害も起こっているという。
価格.comがサイトを改ざんされたときはLineageのIDとパスを盗むスパイウェアが仕掛けられたと記憶しているが、どうやらツールによるサイトの改ざんがまず多いようだ。これがもしダウンロードされたとすれば、RMT目的に利用されてキャラそのものやゲーム内通貨やアイテムなど売り飛ばされてしまったかもしれない。
韓国産のゲームに不正アクセスの被害が多いが、世界的に人気が高くて広がっているゲームほど不正ツールが作られたり、RMT目的で狙われるのも起こり得ることだ。日本国内で海外製オンラインゲームを運営しているメーカーが、しっかり対策を施してくれないと被害が後を絶たないだろう。
話は少しはずれるが、ポータルサイトというのだろうか、オンラインのミニゲームから本格的なMMORPGまでを集めたサイト内のゲームを一時期プレイしていたことがある。こうしたゲームをひとまとめにしたサイト自体が韓国で流行ったもので、アバターチャットとミニメールを搭載しており、コミュニティーが容易に作成し易い環境を整えている。アバターに着せる服などアイテム課金形式で、そこにあるゲームも同様のものが多い。気になったのは、やはりツールの使用の噂が絶えないことだ。実は専用ツールが必ずしもあるわけではなくて、メモリー内容をリアルタイムで参照・変更するツールで簡単にゲーム内で不正ができるのだ。その情報はネット上で公開されているため、全くプログラムの知識がなくても可能である。メモリー内容の参照・変更ツールはいわゆるマシン語のダンプを表示するもので、本来実行中のプログラムの動作確認に使用されると思われる。そのためそれ自体は違法ではないので、ツールを集めてDLサービスしているサイトで普通に入手できる。こうしたポータルサイトはアカウント自体は無料で複数取れるため、捨てアカとでもいうべきもので不正を働く人が絶えない。また、某ポータルサイトでは運営側の人間がユーザーのアカウントを盗用してネットキャッシュを抜き取っているのではないかという噂も流れている。ガンホーの場合は不正アクセスを公表している(せざるを得なかった)が、黒い噂のたえないメーカーや不正に対して全くといっていいほど対応しないメーカーも多い。
追記:ゲームオンの天上碑でも海外からの不正アクセスがあり、日韓イベントの登録データが流出したという。