南シナ海にロシアの“進出” 中国にらみベトナムが接近 [2012年4月20日報道] | ラーホテプ礼拝堂まで300キロ

MSN産経ニュース : 南シナ海にロシアが“進出” 中国にらみベトナムが接近 2012.4.20 20:27 (1/2ページ) [中国] (URL: http://sankei.jp.msn.com/world/news/120420/asi12042020280001-n1.htm )より引用しました。(2012年4月20日のニュースです)



(以下、引用部分)
―――

ベトナムが、歴史的につながりが深いロシアを“盾”に中国に対抗している。政府はロシア国営ガス会社と、南シナ海の2鉱区を共同開発する。潜水艦の乗組員を訓練のためにロシアに送り込み、軍事技術協力も進めている。中国は共同開発に反発 〔中略〕 。

 共同開発は4月初め、ベトナム国営石油会社ペトロベトナムと、ロシア国営ガス会社ガスプロムの間で合意された。2鉱区は南シナ海の大陸棚にあり、総埋蔵量は天然ガス556億立方メートル、原油2510万トンとみられている。

 ベトナムはすでに、インド国営石油天然ガス公社とカムラン湾沖の鉱区の共同開発を進めている。これと同様に、ロシアとの新たな共同開発は、逼迫(ひっぱく)する電力事情に対応するのみならず、南シナ海の領有権を既成事実化して中国を強く牽制(けんせい)する動きである。

 現に、共同開発の中止を求める中国に対し、ベトナム外務省報道官は 「 〔中略〕 共同開発は、ベトナム領内でのものであり、国際法にも合致している」と正当化した。

―――
(以上、引用部分)

MSN産経ニュース : 南シナ海にロシアが“進出” 中国にらみベトナムが接近 2012.4.20 20:27 (2/2ページ) [Ameba]




・ 私は、2011年のYahoo!ニュース [インド艦船 中国軍から警告か 産経新聞 9月2日(金)7時56分配信] のニュース記事を拝見した上で、以下のように思った。

(当該ニュース詳細は、前記テキストリンクをクリックの上、ご覧下さい)



 インドとベトナムは、軍事協力を進めているという旨も掲載されているけれども、中国の反米 (反日、反韓、反ASEANも含む) 感情も影響し、ベトナムは戦争当時 (特に1965年2月7日の北爆を開戦とする、米国と北ベトナムの戦争 WIKI 「ベトナム戦争」 参照) からの、米国との因縁が再発するのではないか。という見方もできるのではないだろうか (ベトナムが、中国の武力行使の伴う領有権主張の圧力や、大きな技術提供と出資を伴う経済的提携への誘惑に負ける可能性もある) 。また、反中デモを拡大させるベトナム国民の心情 (信条) とは裏腹に、ベトナム政府は中国へ懐柔され、インドとの軍事協力や欧米、ASEAN内での関係において不安定となるかもしれない。という憶測も生じる。

‐ (以上)

 

 


・ 私は、上記のニュース記事を拝見したうえで、以下のように思った (詳細は、上記ニュース記事引用部分を参照して下さい) 。



 ベトナムは、2011年6月の日米安全保障協議委員会 (2プラス2) 開催前の日本より揺れるんじゃないかな・・・世論等が・・・。

 ロシアとアメリカを両天秤にかけながら、中国をけん制する・・・。

 この態度にベトナムが、中国と水面下で通謀及び取引しているような気もする。間違っていたらごめんなさい。

 ベトナム政府はTPPの既存交渉国でしたよね。失礼しました。


 1009年から1028年にかけて、ベトナム李朝の初代皇帝として在位した、 「李公蘊」 (リー・コン・ウァン、廟号:李太祖、諡号:神武皇帝 | 974年3月8日 ‐ 1028年3月31日まで生存) のウィキペディアのページを閲覧。すると、李公蘊の廟号である、李太祖 (リ・タイト) とベトナム李朝の前々王朝であるベトナム丁朝の建国者、 「丁部領」 (ディン・ボ・リン) の諡号である、丁先皇 (ディン・ティエン・ホアン) をベトナムがロシアから購入したミサイル駆逐艦の名称として、2011年8月に命名。という旨も掲載されていました。

 私は、現在のロシアとフランスの国旗は似ている事実と、ベトナムがラオス、カンボジアと共に、過去 「フランス領インドシナ」 (フランス領インドシナには、南シナ海の南海諸島も含まれていた) だったことなども含めて考えると、ベトナムとロシアの接近は、 「フランスの太平洋政策」 の一部を反映したものなのではないだろうか。と思いました。

‐(以上)
 

 


・ こちらも、フランスの事などについて記載した日記です。宜しかったら、ご覧下さい。

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