★お金がお金を呼ぶ話 | 廃人生活

★お金がお金を呼ぶ話

先日の夜、N君と久しぶりに酒を飲んだ。


N君は、会社を経営しているのだが、その殆どの業務を部下に任せている。


いわゆる、プチリタイヤ風の生活を送っている。


現在、百坪以上の土地に豪邸を建築中で、


ついでに言うと、嫁さんは小ベンツに乗っている。


お金がこの世の全てではないが、羨ましい限りである。



★お金がお金を呼ぶ・・・・というのは、ホントかもしれない、と言う一例。


彼は、ここ20日間で、パチスロで70万円も稼いだそうだ。


暇つぶしのパチスロで、70万円ゲット!


パチンコやパチスロをやっている人は、びっくりでしょ?驚愕するよね?


生半可な技術と運と精神力では、70万も稼げないのである。


パチンコやパチスロは、そんなに甘いものじゃありません。




僕なんぞは、一日中パソコンに張り付いて、


アフィリエイトとか、お小遣い稼ぎサイト巡りとかに精を出して、


今月やっと、7万円くらいの収益だ。


な、なんだ、この差は!!!!!!!!!!!!!!!!




この話を聞いて、僕がブルーどころか真っ黒になったのは、言うまでもない。


彼は、運が良くて、才能があるのである。


僕は、運が悪くて、才能も無いのである。


脱力してしまった。泣きたくなってきた。


居酒屋のテレビは、電車男の最終話を流していた。


より一層、自分が情けなく思えてきた。


酒代を割り勘で支払うのが、精一杯の僕のミエだった。




彼と別れた帰りの道すがら、完全に振られた彼女に携帯で電話した。


彼女から、「他に好きな人が出来た」との旨のメールをもらって以来、


何もこちらから連絡せず放置していたので、


正式な「お別れ」を言いたくなったのだ。酔いに任せて。



でも、電話は留守電だった。


居留守か、出れなかったのかは分らない。


しかし、その後向こうから電話もメールも来ないところをみると、


きっと僕は、シカトされたのだろう。まあ、当然だけど。




それにしても、お金がお金を呼ぶ・・・のは、ホントなのかもしれない。


貧乏人には、お金が寄り付かないのだ。なかなか。


「パチスロで70万稼いだ話」を聞いて以来、


僕は、ガックリきている。


パチスロの稼ぎ なんて、所詮は、あぶく銭だから、気にすることは無い。


しかし、20日で70万円は、おいしすぎるよ。


無気力症候群に陥ってしまうのも、無理はないのだ。


なぜなら、僕も、昨年までは、パチプロを目指していたから。