仙台自動車事故(死刑!・・・こまわりくん流) | 廃人生活

仙台自動車事故(死刑!・・・こまわりくん流)

あっ。そうだった。女子高生、宙に飛んだっけ・・・僕にもそんな事があったよ。

忘れもしない、ある冬のクリスマス。。。。

仙台で起きた、高校生3名が死亡した自動車事故。

そのアホドライバーの傍若無人な運転ぶりよりは、ウンとまし?だが、

僕も、数年前、クルマではねた。

僕は運転が大の苦手なのだが、その日は、最悪だった。

1日で2度も事故ったのです。



その1

T字路をバックで切り替えしたら、電柱にフロント部をぶつけた。


ようするに、曲がりそこなったのです。

どー考えても、ぶつかるような狭い道幅ではないのに。

フロント左部分が、くしゃっと凹んだ。


で、速攻僕は、修繕工場へ行こうとしました。

あまりにもの、ひどい自分の運転にブルーになっていた僕は、

ボヤッとしていたのかもしれません。

信号の無い交差点に、一端停止せずに入ったそのとき、

僕の失敗が起こりました。



その2

交差点に差し掛かった。一端停止せず、ゆっくりと入った。

すると、右手から自転車に乗った女子高生が…であいがしらで!!!

女の子が飛んだ・・・ように見えた。


実際には、急ブレーキが効いたため、かすった程度で済み、

女の子も飛んだというよりは、転んだ、といった感じだった。

でも、僕には飛んだように見えたのです。

フロントガラスの視界から、彼女が見えなくなっていくさまが。

不思議なもので、スローモーションみたいでした。


幸いにも、女の子は外傷もありませんでした。(受身が上手だったのね)

軽い打撲傷で済み、ほっとしました。

治療費と、自転車の弁償と、いくばくかの示談金。

保険に明るい僕は、示談交渉いっさい、自分でやりました。

先方の希望は、すべて飲みました。

僕のほうが分が悪いし、小額だったから。

もちろん、事故のあった日に、女の子の家まで謝罪に行き、

その後も、何度かお見舞いと謝罪に行きました。


大事に至らなくて良かった・・・心底思ったよ。



1日で2度の事故には参りました。

落ち込みました。反省と嫌悪。


僕は駄目ドライバーだ。

「自動車って誰でも乗れるように設計されているんだぜ」と

クルマ好きの友人が言っていたけど、そんなの嘘っぱちだぜ。

いつまでたっても、僕、超へたっぴじゃん!


僕が車の運転から遠のいたのは言うまでもありません。

もーこわいのです。


人をはねた感覚は、はねたヤツにしかわかりません。

あの、妙な、夢を見ているかのような映像の流れ、当たった感触。

今回の仙台の自動車事故の青年も、

そうだったに違いありません。だいたい酔っ払っていたし。


地方では、クルマがなくちゃ不便な土地がたくさんあって、

飲酒運転も一向に意に介さない人たちが、ゴロゴロのさばっています。

何もなければいいけど、潜在的に危険です。野獣を野に放つようなものです。



報道から知りえた情報を見聞した限りでは、

仙台の運転青年には、弁解の余地がありません。

法律上の的確な表現はわかりませんが、

これは完璧な殺人行為だと思います。


彼がはね飛ばしたのは、高校一年生。

そして僕がはね飛ばした女の子も、当時高校一年生でした。

今回の事故に、自分の経験を重ね合わせると、

他人事とは思えなくなりました。