『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』
PHANTOM OF THE OPERA
at the ALBERT HALL
ミュージカルの最高峰と言われ、
日本でも劇団四季の公演ですっかりメジャーなこちら。
1986年10月、ロンドンのハー・マジェスティーズ劇場での初公演以来、
観客動員数は1億3千万人を突破したというメガヒットミュージカル、
『オペラ座の怪人』の25周年記念公演がロンドンのロイヤルアルバートホールで行われた。
公演の模様はヨーロッパ、北アメリカの約1,100映画館で同時衛星中継。
それが映像化され、日本でもやっと劇場公開となりちょっと気になっていたところ、
大ファンの maru♪ちゃん からお誘いがあり一緒に観に行くことに☆
わたしのファントム歴はというと、、
88年の年明けにロンドンのハー・マジェスティーズで一度観たきり。
もう20年以上も前なのでほとんど覚えてないのだけど、
英語もわからないのにやたら感動、
興奮して思わずその場でCDを買って帰ったこと、
来てた人たちがみんなすごくおしゃれしてて
自分もすっかりその気になって幕間にバーでワインかなんか飲んだこと、、
それだけは覚えてる。
今回は六本木ヒルズのプレミアシート、
ワンドリンクつき3,000円。ちょっと贅沢気分でいざっ
19世紀中頃のパリ・オペラ座。
そこでは、"オペラ座の怪人"の仕業とされる奇怪な事件が人びとを震撼させていた。
醜く歪んだ顔を仮面に隠し、オペラ座の地下深くにすんでいた怪人は、コーラス
ガールのクリスティーヌに心を寄せる。 そして「音楽の天使」として彼女に近づき、
夜ごと歌を教えていた。彼女をプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたい
との願いからだった。だがクリスティーヌは、再会した幼なじみのラウル子爵と愛し
合うようになる。それを知り嫉妬に狂った怪人は…。
とにかく全てが圧巻
まずアルバートホールが巨大劇場で、この日の観客も5,000人くらい?
ステージの2階にオケピがあり、さらに仕掛けも。
シャンデリアはちょっとわたしのイメージとは違ってて、
maru♪ちゃんの解説によると、やっぱり舞台版のほうがオペラ座の本物に近いんだけど、
なんでもこちらはスワロフスキー製でそのお値段なんと2億円
でも、だからさすがに落ちはしないんだけどね。
まあ、装置だけじゃなく何がスゴいって、
やっぱりレベルがね、次元が違いすぎるの本場もんはっ!
初級者が観てもそれはハッキリわかる。
とにかく圧倒的な歌唱力と表現力。
びりびり来ますわ、、、
それになかなか生の舞台を観ても役者の顔、表情までは見えないもの。
それが今回超ドアップで観れるんだから伝わり方もはんぱじゃない!
今回のキャストはこのふたり
オペラ座の怪人: ラミン・カリムルー
クリスティーヌ: シエラ・ボーゲス
ファントムの甘く囁く歌声に恍惚の表情を見せるクリスティーヌ。
「歌え!私のために… Sing for ME!!」
見世物小屋にいたファントム。
母に嫌われてたファントム。
「仮面で隠した私の人生」
「いえ、あなたの顔が醜いんじゃない。心が汚れているの」
ファントムにキス、、ああでも
「何も言うな。さあ行くんだ、、GO!」
別れを告げるファントム、
戻ってくるクリスティーヌ。。
クライマックスは隣の男子でさえぐしゅぐしゅなってたyo
お話は終わってもステージ上はまだまだ終わらない。
カーテンコールがまた豪華なこと!
上映時間約3時間のうち30分くらいあるんじゃないかな。
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーはもちろん、
続々と関わったスタッフ、キャストが登場。
一体どれくらいの人たちがこの作品に関わってきたのか、、
彼らの顔を見るだけで、この舞台に対する自信とプライドがひしひしと伝わってくる。
歴代の怪人キャストと初代クリスティーヌのサラ・ブライトマンとの歌の競演なんて
ここ以外では観られないんじゃ。
もうある意味こっちの方が貴重でしょ!
アンドリュー・ロイド=ウェバーは一人一人丁寧に紹介してたけど、
サラを紹介する時には
「わたしの音楽の天使。マイ・エンジェル・オブ・ミュージック」と役さながらに。
クリスティーヌは彼がサラのために書いた役でふたりは結婚もしてたんだけど、
なんと彼の浮気で離婚しちゃったのね、残念。。
当日のチケットは前日のお昼には2回上映分ともSOLD OUT!
このあとのお食事も含めぜーんぶmaru♪ちゃんが手配してくれて、
しかも初級者にもわかりやすい詳細な解説つき!
いやー堪能しました~~♪
(悔やまれるのはわたしの体調がいまいちだったことだけ、、
maru♪ちゃん素敵な夜をありがとう
ファンならずとも垂涎の的となろう今回の公演、
上映回数も上映期間もどんどん延長になってるみたい☆ちぇけらっ → 公式サイト