当時あたしは18歳で、彼は24歳。
オトナだと思ってた。
すぐ同棲になり生活をしていたが
彼はすでに借金をしていた。
当時あたしは軽自動車を持っていたが
彼に売って欲しいと言われ手放した。
そのお金が彼の母親にも流れた。
彼曰く「おかんにお金借りてたから」
そのおかんに
「やえのちゃん、ごめんな」と言われた。
あの時気付いていればよかったのにと悔やまれる。
彼は簡単に消費者金融に手を出す。
そしてそのおかんも保証人になる。
そしてあたしにもお金を借りて欲しいと言った。
当時のあたしは消費者金融がどんなものか知らなかった。
ただ未成年者だったので借りれなかった。
それが幸いでありました。
既にブラックリストの彼―
次に考えた彼の行動はあたしの籍に入ること。
養子になることだった。
母には自分は次男だし男兄弟がいないあたしの籍に入ると。
苗字が変わると今まで作れなかったカードが作れた。
1枚カードが作れると他会社から案内の封書が届く。
彼はことごとく申し込みをし、何枚ものカードを手にした。