大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく、との立党精神を掲げた公明党

民衆の声を誰よりも聴き、民衆から学び、問題解決の糸口を探していく

 

これが本来の役割のはずである

ところが現在の公明党は、自民党の単なる“腰ぎんちゃく”に成り下がったばかりか

あろうことか、完全に自民党の言いなりとなってしまっている

前沖縄県知事の故翁長雄志さんが命を削っておこなった

「辺野古埋め立ての承認撤回」に対して公明党の石井国交相は
執行停止の決定」を下した。この決定は、その最たる例であろう

人間の心の痛み、苦しみ、悲しみを感じることのできない
血も涙も通わない大臣を私たちは誕生させてしまったのである


創価学会が公明党を発足させた理由は、日本の国家主義化・軍国化の流れを止めることにあった

それにもかかわらず、自公政権によって日本が国家主義・軍国主義の方向へと向かう流れをつくった

 

2014年7月1日の「集団的自衛権の行使容認の閣議決定」である

この閣議決定こそが、公明党が完全におかしくなったターニングポイントであろう

 この時、公明党は自民党の圧力に完全に屈服し、それ以降、自民党に抵抗することが出来なくなった

 この時以来、日本の軍事・防衛費は右肩上がりに上昇していく

来年2019年度の防衛費予算は過去最高を更新し、なんと5兆3千億円の見込みとなっている

さらには今般、政府は『防衛計画の大綱』なるものを閣議決定した。

アメリカから1機150億円の最新鋭ステルス戦闘機(F35B)などを購入する


なんと、計105機も購入するというのである!

さらには、それら戦闘機を配備できるように「護衛艦いずも」を改修して『空母化』するというのだ。

結果、2019年から2023年の5年間の防衛費が27兆4700億円になるとのことである

27兆4700億円」――いったい全体、そんな大金がどこから出てくるのか?

その大金はすべて、私たち国民から搾り取った血税である!

社会保障では財源がないと言いながら、防衛費は金に糸目をつけない


そんな大金があるなら福島の原発事故の収束や近年の自然災害の被災者支援

またあらゆる社会的弱者の方々の救済のために使うべきではないか!

現実に苦しんでいる方々がたくさんいるのだ!

繰り返すが、公明党が決定的に変節したターニングポイントは
あの自民党に屈服した「2014年の集団的自衛権の行使容認の閣議決定」である

「憲法9条の意味を事実上変えてしまった
2014年の『集団的自衛権の行使容認の閣議決定』を白紙撤回させよ!」

「沖縄・辺野古の新基地建設を即刻中止させよ!
 沖縄および
日本の米軍基地の段階的全面撤去のために公明党を戦わせよ!」