家計調査報告から見るアベノミクス

たまには真面目な？記事を。





データは平成26年10月31日、総務省統計局が算出した家計調査報告に基づき積算しています。アベノミクスにより、家計が苦しく消費が低迷していることが浮き彫りになっています。


消費支出は前年同月比：5.6％の減少
勤労者世帯の実収入は前年同月比：6.0％の減少


2014年3月だけ消費支出が増えているのは、4月からの消費増税に備えて駆け込み需要が起きたためです。こんなにも駆け込み消費が上がったんですね。増税前のお祭り騒ぎが、どれくらい数字に現れているか、またその異常さが一目瞭然です。



3月決算の会社が多いため、あえて4月増税にした…という意図も見え隠れしてますね。アベノミクスでの凹み具合を隠すにはちょうど良かったのかもしれません。



このように数字をきちんと見ていくと、経済がどのように動いているのか、人の心とリンクしているのかが分かってきます。この数字を無視して発言を続けている安倍さんは危険です。おそらく今度のバブルは、前回のバブルより大きなものになるでしょう。その時に、キャッシュを持っているかどうか、キャッシュ・フローを作っているかどうかで人生が大きく変わります。




＜引用元＞
http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf