今週はコレ。なんだか似た感じのものを読んだばっかりだった気がする。
短めな章分けで場面も人物も複雑・多数、人名の多さがとにかく読みづらくなんだかんだ40人くらいでてきてしかも入れ替わりもあって整理するのが大変だった。
ああ象さんがね!ってあたり本物の死龍の名前がでてきてからは色々と動き出し面白くなったきて、ラストまで盛り上がっていくのかと思いきや、えっ、飯島七瀬ってそんな魅力的な女性に描かれていたっけ?という微妙な展開にビックリ。大鷹は結局どういう役回りだったか消化不良に終わった。

★★☆☆☆
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新宿歌舞伎町で発生した台湾マフィアの抗争事件。
喧噪のなか幹部が警官に射殺され、報復を恐れたその警官はある行動に出たのだが……。
ハードボイルドな悪漢小説の装いにちりばめられた伏線と仕掛けの効いた藤岡マジック!
死龍