ノスタルジックな少年たちの物語。仲間との軽い謎を解き明かしながら、不思議な少年林田君を回顧をする形で話が進む、40代後半の「今」から小学校3年生の頃の林田(リンダ)たちとの思い出を語るというスタイル。

なんと行っても、少年時代の雰囲気が良く出ていて、ついつい「そういえば僕も、そうだったなあ。」といった共感を呼び、すらすら読めた。★★★★☆です。

------------------------------------

昭和40年代――。小学3年生の僕らは、身の回りに起こる不思議な事件を解決する「ウルトラマリン隊」を結成した。やがて僕らの小学校に不思議な力を持つ少年リンダが転校してきた……。ノスタルジックな雰囲気満載の連作長編小説。

50代オヤジの独言-銀河に口笛