ワントップのFWには予想通りに本田が入り、中盤の底に阿部が入る布陣。

始まってからは5分、互いにつなぐというより縦パスで打開するようなやり方で大きなチャンスは作れていない。

空気が薄いせいか、ボールが想像以上に伸びる。

9分:左からカメルーンのFK。初めてのセットプレーだ。やはりボールが伸びる。川島が届かず冷やりとした。

13分:スローインからゴール前に攻め入るがキーパーキャッチ。

カメルーンゴール前で大久保が倒れるがなんとか立ち上がった。

27分:日本速いパス回しでゴールに迫るがシュートまでいけず。

32分:日本両サイドからクロスを上げるが合わない。

34分:エトーが突進しラストパスを出すが日本クリア。

36分:危険な時間だったが、松井が踏ん張りファールを貰う。

37分:カメルーン左からシュートは川島がっちりキャッチ!

38分:ついに松井のセンタリングが本田の足元に収まり難なくシュート!ゴール決まり先制

このまま前半終了。1-0リード。松井がキレキレだね。

守備はほぼ完璧。危険な場面は2回くらいしか無かった。

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後半は早いうちに追加点を奪えば安心感が高くなるがさて、後半開始。

交替は無い。

1分:カメルーンのCK。これはファールを取ってもらって胸をなでおろす。

2分:大久保ゴールライン際でのFKを貰うがカメルーンクリア。

3分:エトーが囲んだ日本の3人を抜き去りラストパス。シュートが枠外でほっとした。

11分:カメルーン遠目からのシュートは枠外。このあたりまで一進一退。

長いパスで一気に前線に送るカメルーンに日本は囲んで対抗。

16分:カメルーンFK。は中澤クリア。続いてCK、川島パンチング。田中マルクス倒れこむ。

21分:カメルーンCKはそのまんま逆サイドに抜ける。

23分:松井out岡崎in。松井の出来は悪くなかったけどなあ。

残り20分、ここからが勝負だ。集中した前線からの守備をしたい。

26分:岡崎の仕掛けにたまらずファール。左のいい位置からFK。遠藤がキッカーだが、ボールが伸びすぎて田中マルクスの先。

29分:カメルーン攻勢に出ていてシュートまで行くがオフサイド。

33分:カメルーン突進。中澤がクリア。

34分:カメルーンFK。川島パンチングでクリア。セカンドも拾われるがラインを割る。

35分:大久保out矢野in。

直後に長谷部のシュートをキーパーがはじき岡崎がそのボールに突進しシュートするが、サイドバーにはじかれる。

カメルーンはロングボールをセンターにあげる作戦でガンガンくる。

日本は必死のクリアが続く。

40分:カメルーンのロングシュートはサイドバーにあたりはじかれる。

41分:久々に本田がシュートはキーパー前。

42分:長谷部out稲本in.

カメルーン、中央にロングボールを上げてくるが日本は良く対応。

ロスタイム4分なんとも歯がゆい時間の流れだ。

46分:カメルーンFKは川島がキャッチ。

47分:カメルーンがサイドからセンタリング。シュートされるが川島指先ではじく。

必死の守備の日本。ようやく笛が鳴って日本勝利!

岡田監督「もう少し攻めたかったが良く頑張って守ってくれた。まだわれわれにはやらなきゃならないことがたくさんある。次のオランダに向けて、まだまだ頑張らないといけない。」

本田「しっかり準備した結果が出て良かった。2点目が取れれば楽になったんですけどね。昨日は誕生日だったし’持ってるなあ’ということで、ありがとうございます。この勝利でいい雰囲気でオランダ戦に挑める。」

川島「なにしろホッとした。後半20分は危ない場面があると思っていたので、守備も頑張ってくれていたし集中できた。」

松井「気持ちよい勝利を日本の皆さんにお見せできてよかったです。右からのセンタリングもうまくあげられたし、守備もハードにいけて良かった。」

長谷部「準備期間になかなかいいところを見せられなかったので、本番で勝てて良かったです。カメルーンは個々の能力が高いんで、日本は組織でやるしかないですから。日本の皆さんの応援が力になった。」

長友「エトーには負けたくないと思ってやっていた。ほとんど仕事をさせなかったので良かったと思う。もっともっと攻撃にいくことをしないといけない。」