慶応大学三田キャンパスから別の場所に移動した二人。そこは双子のパネルがずらりと並んだ場所。するとそこに「ザ・たっち」の二人と先生が現れた。今夜は「双子だけの秘密」がテーマ。

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行動遺伝学という学問で、一卵性双生児7000組を調査。

「双子体験」の事件からスタート。5組の双子の片方が登場し、うち何人かの片方に変わるという。結果は3人が変わったんだけど見ていてもわからなかった。

100%遺伝子は同じだが「雰囲気が違う」と言われるらしい。

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ザ・たっちの二人が別室で、リアクションがどう違うかを見る。

安藤先生は一卵性と二卵性の違いから見てみた。自由に遊ばせて、その行動の類似性を見る。一卵性の片方ずつを別室にして同じオモチャで遊ばせると、行動パターンがとても良く似ていた。

方や、二卵性の片方ずつは同じような行動性はいくら待っても見られなかった。

およそ1000組の一卵性と二卵性の双子を比較すると、一卵性のほうが確実に遺伝子の影響を受けていて、学業成績は55%もの同一性だった。

安藤「個性や個人差というのは遺伝子の影響を受ける。」

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太田「遺伝子の影響を受けることがわかって何の意味があるの?」’能力’は遺伝子で測れないのでは!ということからの質問?

安藤「遺伝子の影響、生まれつきというのが大きいのだ。人間の心は白紙か?と言われればそうではない。その人の才能・素質というのは出発点として遺伝として持っているものが見逃せない。」

太田「まず世の中の概念をいろんなところに置かないと誤解される。いろんな世界のいろんな言葉を置かないとナチスのようになる。」

安藤「’優生学’のような暗い過去になてはいけない。」

安藤「遺伝って遺伝しないところもあるんですよ。」・・・最終決定はしないらしい・・・

太田「遺伝子を使って何かしようというのは始まっているでしょう。」

安藤「食品などは道具として使っている。人間は道具ではない。」

太田「ナチスの場合はわかりやすかったけど、このまま進めば、わかりにくいけど同じように’悪用’されないのか」

安藤「DNAの配列は99.9%同じのが生物。バランス感覚が一番大事。遺伝子があるのに努力すればみんな天才になれるというのは嘘で、嘘はつきたくないわけで。」

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最後にザ・たっちが部屋から出てきた。コント「必殺シュート」を演じたところでオシマイ。