携帯電話のバイブ機能を可能にするきっかけを作った、
デジタルカメラに白木さんのモーターが使われています、その部分は広角ズーム。小型化していくデジタルカメラに対応するためにコアレスのリニアモーターを開発している。そして、最も注目されているのが医療器具への導入。
未知の世界だが、常に一歩も二歩も先の事を考えている白木さんは医療器具に対応するモーターの開発を進め、更に、白木さんは全く違う発想で画期的な水力発電や風力発電の開発にも乗り出した。
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今までにない携帯電話の機能とは光学3倍ズーム。
いままでのデジタルズームと比べて圧倒的にきれいに写る。
開発を始めたのは7年前。
徹底的にデジカメのズームを調べた。
光学ズームを入れるには携帯電話のサイズが小さすぎる。
リニアモーターの技術で、光学ズームを可能にしようと考えて試作品を作った。
しかし欠点が見つかった。リニアモーターは強力な磁石を使用。
磁力は携帯電話の機能に悪影響を与えた。
依頼、振り出しに戻って考え直した。諦めかけたときに、スピーカーの振動に気づいた。振動で動かすことはできないかと考え、試行錯誤を繰り返すこと3年。
他のメーカーも考えてきたが断念した。
白木さんはピエゾモーターを製作。この小さな1秒間に50万回振動するものがレンズを動かす。
こうして携帯電話用の厚さ1.5cmの光学式ズームが出来上がった。
携帯電話会社に持ち込むと難色を示された。薄型競争の時代に突入し、1cm以下が求められていたのだ。
今年中の完成を目指して開発中である。
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2010年2月、医療機器メーカーが白木さんを訪ねてきた。
酸素濃縮機を小型化して患者の自宅に置けるようにしたいというもの。
今までは酸素ボンベを引っ張って歩いている。小型化すれば患者の外出が飛躍的に向上するという。
白木さんのもとには自治体からも熱い視線が注がれている。
絶対に諦めない白木さんから、次の時代の製品が出来上がろうとしている。
白木さんのMY GOALは「2020年までに独創的に思考した製品を全地球に提供し、技術革命を起こしたい」