和文化プロジューサー51歳。
テレビ出演も増えて、堀尾キャスターも絶賛。雑誌でも引っ張りだこ。若い女性からも人気だ。マナーの先生というと若い人にはとっつきにくいが森さんは違うようだ。
着物の店も、全て高価なものを揃えるのではなく、組み合わせが重要と語る。
立ち居振る舞いの美しさは着るだけではなく、踊りやお茶によってより深まるという。
居酒屋のお盆や、懐石料理店の盛り付け、店舗の設営など、総合プロデュースも行なう。店舗のリニューアルもコンサルティング。
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この日は講習会。昨今のマナー講習会は新人だけではないという。「松永建設」に呼ばれて講習。知っていれば得するマナーをクイズ形式で行なう。
1.お辞儀で大切なことは?⇒止めることが大事。(角度ではない)もちろん曲げることも間違いではないけど。
2.名刺交換のときは?⇒名刺入れに入れる。(名刺入れの上に置くのは昔の作法。名前を確認してしまうのが良い)
3.電話口のお辞儀は?⇒謝るときはお辞儀をする。
最後にお辞儀の実技で終了。
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1959年東京生まれ。料亭経営の家に生まれ、小さいときから作法を習った。着物は普段から着ていた。家柄の良い男性と結婚して幸せだったが、自分で何かやりたいと和の店を経営。しかしオープンから2年で資金が底をついてしまい、並べておいただけではモノは売れないと、書やお茶も行なうようになって評判となり、本も出し、テレビのマナー講師にもなり、主婦から完全に転身した。
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新宿駅近くの思い出横丁。おじさんたちの店が並ぶ。もつ焼きうっちゃんが行きつけの店。ビールを飲んでもつ焼きを食べる。飲むと明るくなるという。
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森さんの事務所は築25年のマンションをリフォームしたもの。
自慢は庭。自ら木を植えたという。押入れには和食器がずらり。収集家でもあり実益を兼ねた趣味だという。
着物雑誌などで知り合った女性達と定期的に開くのが料理教室。
森さんが若い女性に丁寧に教える。本日のディナーが出来上がって、ビールを飲みながらの食事。若い女性の考え方も逆に学べると森さん。
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紅葉の終わりかけた頃の京都祇園。懐石料理店に呼ばれた森さん。内装など大幅にリニューアルするという。
エントランスからカウンターも森さん流に新鮮なイメージに変える予定。
料理長の木村さんが考えた料理についてもチェック。先付けから厳しい目でチェック。御節に入っているものばかりで、問題は無いけど特別なコースというにはパンチのある盛り付けにしたい。
椀物には’上品じゃなくザックリした感じにしたい’、御造りには’普通すぎる’とダメだし。この日はコース料理をもう一度作りなおすことにした。料理長も意見を受け入れる。
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神楽坂のワインバーで本格フレンチ。オーナーは土屋さん。鹿肉は2200円、オーブンでじっくり焼き、ソースも野性味あふれる。
洋食のマナーもバッチリ。フォークの歯の間にナイフを置くとクロスを汚さないで済む。
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リニューアルは白い壁がポイント。真っ白ではなく優しい感じ。
内装も穏やかな白が基調。カウンターも段差が無くフラットになり、お客が料理人の作るところが見られる。
コース料理も改修されて、先付けは盆も変わった。お造りは水引のイメージに並び。椀物は大根と人参で日の丸をイメージしたものに変わった。
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男性が着物を着る機会を増やそうという会も催している。
大晦日は参加費500円で行なうチャリティ茶会。東村山市に参加費は寄付。この茶会は格式ばった規則は押し付けない。和文化の定着には必要なことと話す。
最後に「あと1回くらいは結婚したいかなと思っています。」