今夜、謎のマシーンが二人を襲う。二人を操る。「触ってのお楽しみ」

東京電気通信大学の情報理工学の梶本准教授だ。

ハンガーマシンが登場。ハンガーを頭に装着すると頭が回る仕組みから造ったマシンだ。

太田も被験者になるが、回るのを頑張って止めて注意される。

田中が変わって装着すると一気にクビが回る。

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次は「生き物スピーカー」軽くやさしく持っていると泣かない。太田が持つと泣き、田中が持つと泣かなかった。

生き物の心臓の感じだという。触ると愛らしいと感じるのが狙いらしい。

その次は「無鉛筆削り」鉛筆を削る心地よさを味わう。音と映像が補うが、本物の鉛筆削りの音と映像を使っているという。

そのまた次は「耳ナビゲーター」田中が装着する。見事に耳が引っ張られる方向に動く。この2つは小島君の発想。

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「バッサリ感体感マシン」は刀で切られる。作っていたときに病んでいたからという。

「笑い増幅器」は笑うことを検出し、それを増幅する。みずおちにセンサーを付けて感知して増幅させる。

嘘笑いは反応しない。ある意味の嘘発見器だという。もともとくすぐりの研究から初めて笑いになった。触覚の研究室だから。

くすぐりはまだわかっていない部分が多いという。

むかついたときも笑い増幅器が笑って苦笑する。

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触覚は外の世界との連携・判別に使われる。視覚と聴覚はテレビもそうだし良く使われるがそれに触角を加えるとどうなるかという研究をしている。

触覚はアリストテレスが言った「触覚で世界とリンクする。」が有名。

梶本は触覚(指の感覚)をどう表現していくのかが研究対象。

梶本「抵抗するから気持ち良い。」(鉛筆削りなど)

梶本「触覚は相互作用。触る・触られるの相互作用で気持ちよさが生まれる。」

太田「抱き合ったり、髪をなぜたりするのは気持ちよいのは何故?」

梶本「猿同士の毛づくろいが、そもそも気持ちよさの原点。皮膚の下に寄生虫がいるけど掻けば気持ちよいといったのがそうなったのでは。」

田中「猫の顔をくっつけて気持ちよいのはなに?皮膚や筋肉の柔らかさや毛の柔らかさ」

梶本「人間の触覚はたたいた感覚は一瞬だけど、触った感覚は残る。」

梶本「差に対して敏感になる。極楽は束の間」

梶本「触覚だけでエンタティメントができるか?をやっている。最終的には音楽のように作り出したい。」

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最後に画面に犬や猫の映像が流れ、「先生、触れるテレビ作ってください。」

ほんとにそういうのできたら凄いね。