先週に引き続いて「メガネの21」ボーナス500万円、働くものの楽園。まだまだ続々出てくる「21マジック」、今週は給与や査定も全て公開。今夜も楽しみだ。
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広島市にある’日本一社員想いの会社’年商181億円のメガネの21.ブランド品も4割引。とにかく安い。しかし販売員にノルマは無い。他社からの転入者が多く、今では4割が転入者。
安いメガネと社員想いの理由は「内部留保が無い」こと。社員のボーナスと、製品の安売りに使い切ってしまうからだ。オカネが必要なときは社員から出資を募る。7割の社員が出資者となっている。
とここまでは先週の放送内容と同じ。
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21本社。創業者の平本さんは社長ではない。ってあれれこの部分も先週放送されましたけど!
社長の仕事は6人の女性達が行なっていて、人事面接もこの人たちがやってる。管理職がいない組織なのだ。
管理職がいないが、パソコンの21ネットワークがその役目を果たしている。
その1、仕事の相談はネットで行う。社内の悩みをネットで公開し、その相談に別の社員がアドバイスする。それで解決されるという。
その2、社内稟議もネットで。ネットに書き込んで3日間異論がなければ決裁されたと判断される。エアコンの新調もネットでできた。
全ての情報をオープンにすれば管理職はいらない。
平本「独裁者を作らないためには情報公開すること。」
平本「僕が会社にいなくてもいいんです。楽してますから今の生活で十分です。」
平本「オープンにするとちゃんとしなくてはいけない。」
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人事評価もネットで行なう。査定基準は勤続年数・会社への出資額・店舗への貢献度の3つだが、店舗への貢献度が難しい。でも異論があったら言ってください。ということで文句は出ないという。
評価の点数がオープンなため、賛同は不要で、意見・不満だけ書き込むようにしているとのこと。
平本「コンピュータで360度評価をやったりしたが、その評価にかかる費用を各自のボーナスにしたほうがいいんじゃないか。ということでやってる。」
プライバシーの侵害にならないか?といってきた人がいたが、かえってわからないほうが人格の侵害になるんじゃないかと諭したという。
で、平本さんの給与は手取り19万5千円。今は可愛そうな状態だという。
でも’やましくないから隠さない’
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森田浩司さん49歳。上司と部下の間で苦労している。そんな森田さんがある会社のセミナーに出席、同じような中間管理職の悩みを共有し孤立しないようにという会社側の配慮だ。今は管理職から現場に戻りたいという人が4人にひとりいるという。
さて21はというと、「責任者」という人がいる。
管理職と責任者はどう違うのか?’上司というよりはお父さん的存在’だという。
会場のオーディエンスが、21のやり方をどう思うか評価してもらったが、○の人が8割近くいた。
平本「私は詐欺師のようなもんだから、皆さん騙されたかもしれないけど、無駄だと思っていらっしゃるかたも多かったということでしょうか。」
平本「上司を選べないのは部下は大変ですよね。ウチはギブアップ宣言制度があり、誰でも人事異動が出来る。私はあの人は合わないということであれば、すぐに異動することができる。」
平本「合わないときは合わないので無理しない。3回くらい合わないというと、あなたが合わないんじゃないのという。」
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龍さん「ピラミッド型会社組織は軍隊に似てますよね。」
平本「それは’ご褒美’だと思う。後払いの」
平本「女性にはカネを、男性には役職をと言われているが、役職はエサに過ぎない」
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社内イベントは瀬戸内海での釣り。若い男女が仲良くしているが、それは「つがい作戦」だという。夫婦になって新規出店していくことを会社は期待しているという。
社員の平井さん。同じ店に勤務する同士で付き合い始めたが、同じ店舗から二人とも異動となることはなかったという。平井さんも地元の愛知県で店を出せたらいいなと目標にしている。
「つがい作戦」は21を強くする!と平本さん。「互いの収入も将来性もわかるから間違いない」という。
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平本さん、縫い針の技術を使ったFitというセミオーダーメガネを開発。誰にでもピッタリ合うメガネができるという。
因島の小さなメガネ店21.ここの売り上げは絶好調だという。Fitなら店がメガネ工場になる。何百種類のメガネができるのだ。
スタジオにFitが登場。平本「今までは金型が150万円くらいかかった。1つのサイズになってしまってフリーサイズといっているが、子供用でも相撲取り用でも同じというのはおかしい。」
平本「そこでメーカーに依頼したが、出来ないといわれてそれならばと自分でやった。」
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平本「僕はバリバリの自由主義者。勝ったら楽しいですから。イデオロギーじゃないですよ。」
龍さん「信頼ができれば強くなれるということですね。」