しばらく休止していたBlog復活します。チョキ


米国のサブプライムローンに端を発した世界的な金融不安(信用収縮)も一服し、市場が落ち着いてきたことから、円キャリートレード再開の動きが再び復活の傾向を見せています。お金


先週急激に111.60円まで急騰した円は、週末には116.30円近辺と5円弱の円安となりました。一時期、2006年9月17日につけた109.00円まで円高が進むという見方も出ていましたが、ひとまずは110円を超えるような急激な円高は去ったようです。


次週は米国の中古販売件数や第2四半期実質GDP、個人消費の発表が予定されています。これらの経済指標が、米経済に安心感を抱かせるようなものであれば、これまでリスク回避に動いていたファンドなどの資金が再びリスクを取る動きに繋がると思いますし、米景気の減速(特に個人消費)が落ちるようであれば、米国株式市場の下落から、円キャリートレードを巻き戻す(円買い)の動きに繋がってくるでしょう。


NYダウ (Yahoo! finance)