【 日本円 】
イベント目白押しの週である。G7を前に各国の財務相がオフィシャルではない発言を行なっている。昨年3月以来、外国為替平衡操作を行なっていない本邦は、今回のG7へは安心して出席できる。他国からの発言内容を分析しても、「日本を除く」の意が随所に見られ、本邦への気の使いようが伺える。これらのことを考えると、仮に中国元の切り上げが行なわれた場合においても、円高の圧力はあまり大きくないとであろう。ただ、アジア通貨全般が上昇の圧力を受けることから、戻りは引き続き売られる公算が強い。欧州勢がクロス円を買う興味を再び示したことから、クロス円は下値がサポートされると思われる。
【 米国ドル 】
米ブッシュ政権2期目の一般教書演説、予算教書演説、FOMC(公開市場委員会)などが予定されている。今のところG7が焦点になっているが、雇用統計も見逃せない指標である。G7では既に各国が事前に発言していることもあり、波乱が無いものと思われるが、一部の予想に反し、中国当局者が、中国人民元の切り上げ問題に言及するなど、新興国の発言に注目したい。また、このところの新規失業保険申請件数が30万件前半で堅調に推移しているものの、雇用統計での非農業部門雇用者数にも注目したい。実需では8日の米国債の償還が待っており、目先のドルにはマイナス材料となっている。28日にQ4GDPが発表され、予想よりは悪かったものの、年ベースで4.4%の成長となっていることを考えれば、米国の景気回復は順調に進んでいるように思われ、主要な米国エコノミストの予想を裏付けるような格好となっている。ただ、マーケットではイベントを前に方向感を失っており、ボラティリティの低い相場展開を予想する。予想レンジ:ドル/円 100.80-104.50
【 ユーロ 】
ユーロ/ドル1.30ドルを挟んだ取引となった。G7や米国でのイベントを前に方向感がでにくく、経済指標や要人発言に左右された週となった。来月には、米国がFOMCで0.25%の利上げをすることはほぼ確実な状況の中、欧州中銀は2.00%のまま金利を据え置くこととなりそうだ。米欧ともに実質金利とかい離があるが、ユーロが高値圏にあるユーロにとって、ユーロ高を招きかねない利上げは避けたいところであり、また、国内経済がまだ回復していないドイツにとって利上げは景気悪化に繋がりかねない。このため、米欧の金利差は拡大することになり、経済原則から考えてもユーロは下落に向かうであろう。ただ、米国の双子の赤字に何らかの目処が立たなければ、ドルの買い意欲も減退することから、まだまだユーロには方向感が出にくいようだ。また、1.29ドル台は海外勢が丁寧に拾っているとの噂も聞いており、下を試しに行くのには時間がかかるであろう。予想レンジ:ユーロ/円 132.30-136.10 ユーロ/ドル 1.2870-1.3210
【 英国ポンド 】
ロンドンで開催されるG7以外に主要な経済指標の発表がないことで、他の要因に左右されての動きとなるだろう。Q4GDPが良かったことで買われたが、住宅価格指数ではかろうじてプラスになったに過ぎない。ただ、前回のマイナスからの好転であり、マーケットは好感したようである。公表されたMPCでも、9-0で据置が決定されるなど、英国の利上げに対する期待感は後退している。週末に原油価格が下落していることなどを考えると上昇力も弱いように思われる。大雑把だが、203~190までの下落の半値戻しで196.5円を目処にショートメークしたい。予想レンジ:ポンド/円 192.40-197.70 ポンド/ドル 1.8530-1.8880
【 豪ドル 】
予想外に良かったQ4の消費者物価指数により、豪の利上げに期待が出てきた。1日に開催される政策委員会では、利上げが見送られる公算が大きいが、声明で今後の利上げが示唆されるようなことになれば、豪ドルの下値はサポートされるであろう。また、本邦からの豪ドル買い意欲も高い。ただ、同日に12月の貿易収支が発表される。26億豪ドルの赤字が予想されることから、上値も重くなりそうで、しばらくはレンジ内の動きとなることを予想する。予想レンジ:豪ドル/円 78.10-81.00 豪ドル/米国ドル 0.7550-0.7790
イベント目白押しの週である。G7を前に各国の財務相がオフィシャルではない発言を行なっている。昨年3月以来、外国為替平衡操作を行なっていない本邦は、今回のG7へは安心して出席できる。他国からの発言内容を分析しても、「日本を除く」の意が随所に見られ、本邦への気の使いようが伺える。これらのことを考えると、仮に中国元の切り上げが行なわれた場合においても、円高の圧力はあまり大きくないとであろう。ただ、アジア通貨全般が上昇の圧力を受けることから、戻りは引き続き売られる公算が強い。欧州勢がクロス円を買う興味を再び示したことから、クロス円は下値がサポートされると思われる。
【 米国ドル 】
米ブッシュ政権2期目の一般教書演説、予算教書演説、FOMC(公開市場委員会)などが予定されている。今のところG7が焦点になっているが、雇用統計も見逃せない指標である。G7では既に各国が事前に発言していることもあり、波乱が無いものと思われるが、一部の予想に反し、中国当局者が、中国人民元の切り上げ問題に言及するなど、新興国の発言に注目したい。また、このところの新規失業保険申請件数が30万件前半で堅調に推移しているものの、雇用統計での非農業部門雇用者数にも注目したい。実需では8日の米国債の償還が待っており、目先のドルにはマイナス材料となっている。28日にQ4GDPが発表され、予想よりは悪かったものの、年ベースで4.4%の成長となっていることを考えれば、米国の景気回復は順調に進んでいるように思われ、主要な米国エコノミストの予想を裏付けるような格好となっている。ただ、マーケットではイベントを前に方向感を失っており、ボラティリティの低い相場展開を予想する。予想レンジ:ドル/円 100.80-104.50
【 ユーロ 】
ユーロ/ドル1.30ドルを挟んだ取引となった。G7や米国でのイベントを前に方向感がでにくく、経済指標や要人発言に左右された週となった。来月には、米国がFOMCで0.25%の利上げをすることはほぼ確実な状況の中、欧州中銀は2.00%のまま金利を据え置くこととなりそうだ。米欧ともに実質金利とかい離があるが、ユーロが高値圏にあるユーロにとって、ユーロ高を招きかねない利上げは避けたいところであり、また、国内経済がまだ回復していないドイツにとって利上げは景気悪化に繋がりかねない。このため、米欧の金利差は拡大することになり、経済原則から考えてもユーロは下落に向かうであろう。ただ、米国の双子の赤字に何らかの目処が立たなければ、ドルの買い意欲も減退することから、まだまだユーロには方向感が出にくいようだ。また、1.29ドル台は海外勢が丁寧に拾っているとの噂も聞いており、下を試しに行くのには時間がかかるであろう。予想レンジ:ユーロ/円 132.30-136.10 ユーロ/ドル 1.2870-1.3210
【 英国ポンド 】
ロンドンで開催されるG7以外に主要な経済指標の発表がないことで、他の要因に左右されての動きとなるだろう。Q4GDPが良かったことで買われたが、住宅価格指数ではかろうじてプラスになったに過ぎない。ただ、前回のマイナスからの好転であり、マーケットは好感したようである。公表されたMPCでも、9-0で据置が決定されるなど、英国の利上げに対する期待感は後退している。週末に原油価格が下落していることなどを考えると上昇力も弱いように思われる。大雑把だが、203~190までの下落の半値戻しで196.5円を目処にショートメークしたい。予想レンジ:ポンド/円 192.40-197.70 ポンド/ドル 1.8530-1.8880
【 豪ドル 】
予想外に良かったQ4の消費者物価指数により、豪の利上げに期待が出てきた。1日に開催される政策委員会では、利上げが見送られる公算が大きいが、声明で今後の利上げが示唆されるようなことになれば、豪ドルの下値はサポートされるであろう。また、本邦からの豪ドル買い意欲も高い。ただ、同日に12月の貿易収支が発表される。26億豪ドルの赤字が予想されることから、上値も重くなりそうで、しばらくはレンジ内の動きとなることを予想する。予想レンジ:豪ドル/円 78.10-81.00 豪ドル/米国ドル 0.7550-0.7790