『生命体系』と『生活体系』  (2) | 想いつくまま雑論  (日本の歴史が培う文化思想原理の特殊性)第三の文化論

想いつくまま雑論  (日本の歴史が培う文化思想原理の特殊性)第三の文化論

何でも書こう
 (日本の歴史が培う文化思想原理の特殊性、)(哲学思想)(政治経済)などなど、

また、生命体系と共に、時代的制約を受ける『生活体系』の半面がある。
 
この生活体系は、明らかに権力社会です。力関係の競合です。
金力と言わず、権力と言わず、何らかの利害と利害との激突、および妥協の世界とでも、言うか、このようにして、生活体系は、常に経済法則だけではなくて、法律上の社会環境的な動きも存在します。

従って、本来人間は、社会的環境の制約の下にありながら、半面において創造性を持っておる。

また、動物的本能的生活を持っているかと思えば、真・善・美を求める 人格体でもある。

利益や欲望という経済法則を建前に置いた、権利や義務だとか、いわゆる妥協、時には争いだとかといったような事柄に関わる 生活体系を持つかと思えば、

民族伝統的な歴史的自然競合によって生じた生命体系、共同社会をその根底に併せ持つという、この両者の世界に、我々人間はまたがっておるのです。

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(我想雑論)
我々は、生活していく上で、これらの 情念のある『生命体系』と 食するための『生活体系』を両輪として、そのバランスをとりながら、生きています。

このことを理解した上で
生命体系を重視した日本的経営に加えて、生活体系の規律などの経済法則をバランスよく融合させた共同体(会社など)で、経営理念を掲げ、方針を立て、時所位相応の対等な人格の人間関係を構築して、

経営者も社員も 何のためにこの会社をやっているのか。どんな会社にしたいのか。のコンセンサスを共有すべく、勉強会は、重要である。それが出来れば、理想的モデルの組織が実現します。

どのような組織、共同体にしたいのか(目標理念)を明確にして、時所位相応のそれぞれの立場、異なりを認識して、経営理念を掲げれば、その共同体の姿が見えてきます。

光を重ね、生命、生活の安寧、正しき道を養わんがために。 
『心豊かに、生活が安定して、正しき道を養うことが出来る國造り』 (大和心)
(平安時代にコンセンサスが確立されたといわれる国是)