関西での安産祈祷の有名なお寺といえば

中山寺なのだろうが、

まだ安定期に入ったばかりで

車に長時間(1時間もかからないのだけれど)

乗るのは不安だということで

ダンナさまの実家に程近い、

大野山阿弥陀寺というお寺に行ってきた。


おろしたてのマタニティワンピを来て

気分も盛り上げて、まずはお母さんをお迎えに。

お母さんはお弁当を作って待っていてくれた。

わ~い!遠足気分だ~!

車に揺られること15分、阿弥陀寺に到着。

聖武天皇の皇后である光明皇后の安産祈祷をした

お寺だそうで、なにやらウンチクがつらつらと書いてあった。

ご祈祷の申込をしようとすると

中から、たった今ご祈祷を終えたご家族が

3組ほど出ていらした。


あちゃあ~!終わったばっかりなら

 ちょっと待たなきゃいけないんじゃないの?」


なんて不安をよそに、

「はい、こちらへどうぞ。」


中で待たせてもらえるの?


お坊さんがお辞儀をしてお経が始まった。

なんと、私たちだけのために

お経をあげてくださってる~~~!

ありがたすぎでしょ~!


お経が終わって、安産セット(?)が手渡された。

その中身は・・・。


・腹帯・・・中に名前が書いてあるそうだ。

      既に出産された方が御礼に納めていった物で

      その方にあやかると云う意味らしい。


・おふだ(2枚)・・・家のお仏壇か床の間、もしくは神棚に供える。

           北向にならないように注意する。

           (うちのマンションには、それら全てが無いので

            玄関に北を背にしてお供えした。)


・お供物・・・お干菓子のようなもので、妊娠5ヶ月から

       出産までの間、毎月1つずつ、いただく。


・お箸・・・腹帯をした日から出産までの間、使用する。

      (ちょっと上等な割り箸みたいな素材で

       5ヶ月以上も使い続けることができるのか

       耐久性に不安を感じる・・・。)


・ロウソク・・・出産の日に、家族が自宅でロウソクに火をつけて

        お祈りする。

        (ご住職は、予定日に・・・とおっしゃったが

         多分、出産の日のことだと思う。)


・お守り・・・ご祈祷に来た日から身につける。


こんなにも沢山の安産グッズの説明を覚えるだけでも

結構、大変だった。


無事にご祈祷を終え、ふと目をやると

沢山のよだれかけが吊るしてある。

絵馬のようなもので、お願い事を書いて

吊るすのだそうだ。

300円を箱に納めてダンナさまが

『安産祈願

 五体満足

 元気な赤ちゃんが生まれますように。』

と書いた。


それから、お坊さんが

「あちらのを撞いてからお帰りください。」

とおっしゃったので、境内にある大きな鐘を

撞いて、手を合わせてからお寺を後にした。


ちなみにご祈祷料は3500円で

お母さんが払ってくれた。

ありがとう~!


帰り道にあるリサイクル公園でランチ。

お母さんの作ってくれたお弁当は

とっても美味しくて、幸せ気分に。


赤ちゃんが産まれたら、こんな風に

みんなで公園に来たりすることも

増えるんだろうな~ウフフ♪なんて考えながら

おにぎりをモグモグ。


多分、3人とも同じこと考えて

モグモグウフフ♪だったはず・・・。