立て続けでにDVD、 久しぶりBUNKAMURAで映画を鑑賞。
まずは
短くも美しく燃え 1967年のSweden映画
この映画といえばテーマ音楽 モーツアルトピアノ協奏曲第21番
何て美しい旋律だろう。。。
妻子ある伯爵と 若い綱渡り芸人の可憐な女性との恋の物語。
明らかに 若い女性のほうが冷静で しっかりしているが 伯爵は
世間知らずで苦労知らず。タイトルが暗示しているように 初めは
着火したごとく激しく燃え だんだん 現実逃避にも限度がでてきて。。。という話。
カイロタイム
2009年
国連勤務のご主人に会いに エジプトのカイロに到着する ジュリエット(Patricia Clartson)。 ところがガザキャンプからなかなかカイロに戻ろことができず、彼女は 途方にくれるが ご主人の知り合いのタレク(Alexander Siddig)が いろいろ
案内をしてくれることにより カイロの様々な新しい体験を通じて
視野を広げて 新しい価値観を 見出していく。。。
異邦人であるということは
自分の中に異文化が入り込み 新しいセルフが形成されるということ。
タルクとも打ち解けてきて まさにそういう時に 何の前触れもなく 突然 主人がカイロに戻ってくる。。。 戸惑いを見せるが とっさに
元の殻にもどってしまうジュリエット。
そういうつかの間の 異国体験の話。
愛を積む人
2015年
佐藤浩市と樋口可南子が夫婦を演じている。娘は北川景子。
定年退職後 北海道に移住。奥さんが先になくなってしまうが
亡くなってからも 手紙を残すことによって
家族に思いをはせている、そういう映画
樋口可南子さんは 私の大好きな女優さんの一人。
未来に、こんにちは L'Avenir (未来) BUNKAMURAで
2016年
Mia Hansen Love監督
Nathalie役は Isabelle Huppert
ご主人Heinz役は Andre Marcon
教え子役のFabienは Roman Kolinka
Isabelle Huppertは フランスを代表する演技派の女優さん
Huit Femmes、L'Ecole de la chair, La pianisteにも出演していた。
教え子演じる Roman Kolinkaはなんと Narue Trintignantの息子、
つまり Un homme et une femmeにでていた Jean-Louis
Trintignantの孫というわけ。そういえば どことなく面影がある。
Amourという映画で HuppertとJean-Louisが共演している。
この映画見たようなきがするがよく覚えていない。
この映画では 哲学の教師である夫婦が離婚 実母が病気で
他界、哲学書の出版で行き詰まり、人生なかなかスムーズにいかないが 一人であるということは自由であること!前向きに生きる女性は
美しいと思わせてくれる映画。
ポイントは この夫婦が哲学の先生であること。実は 監督の Mia
Hansen Loveの母親がフランスのルソー派哲学者で 父親が ドイツのカント派哲学者だったそうだ。この監督は1981年のまだ若い女性だがきっと何かしら影響があったのだろうい。。。
ちなみにこの監督のご主人が Olivier Assayasとは知らなかった!
この監督の L'eau froide (冷たい水 1994)、L'heure d'ete (夏時間の庭 2008)はどれも好きな作品。
フランスのリセでは 哲学の授業がしっかりあり バカロレアでは
4時間の哲学の試験があると聞いている。フランス人友人によると
哲学は なくてはならないもの。なぜならば 物事の考え方、
物の見方を discuterしながら学ぶことがとても大事だからとのこと。
高校生で哲学的思考を学ぶチャンスがあるということは 将来の人生に大いなる糧になるに違いない。
ひるがえって、こういう授業が日本にないのは残念なこと。
むか~し 大学3年の頃 Voltaireの Candideを 読まされたことがある。 フランス哲学は ルソー ヴォルテール、
モンテーニュ、 デカルト。。。偉大な哲学者が多いのだから
哲学が日本人より身近にあるようだが、 日本人が哲学を
どうして学べないのか それもまた不思議。
ルソーの 「新エロイーズ」は読んだことがない。 どんなものか
興味がある。
American Beauty 1999年
見たのは3回目。
Kevin SpaceyとAnnette Bening演じる夫婦がリアル。
所詮 一見 申し分のない一軒家に住み 幸せに見える家族だが
それぞれに打ち明けられない秘密がある。
幸せに見えるように演じることがあるアメリカ人。
アメリカに住んでいたとき どうしてそう必死になるのかと
思ったことがある。妻は インテリアに精を出し 家族の写真を
飾って アメリカンドリームを体現しようとする。自分の子供を
beautiful childと呼び 夫婦はいい夫婦を演じようとする。
それって疲れないんだろうか?
赤いバラが豊かな家庭の象徴として描かれているがそれがくずれていくこともあるということ。家族でも互いに理解しえないことのなんと多いこと! ティーンエージャーを持つ親の苦労、理解できる。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の
大エルミタージュ美術館展に行ってきた。
(招待券があったので)
入口にあるのはエカテリーナ2世の肖像画。 これだけ
写真を取ることができた。
彼女こそが絵画を収集し のちのエルミタージュを作った人。
展示作品は幅広い年代ものもの。ルネッサンス期からバロック ロココ期のもので クラーナハ フラゴナール の作品も含まれている
Agatja Christie 春にして君を離れ (Absent in the Spring)
Christieが Mary Westmacottの名で6冊のノンミステリー小説を書いているが これがそのうちのひとつ。
前評判はよく聞いていたが 読んで 読者にも 思い当たるふしがあると思わせてくれる ちょっと怖い本。知らず知らずのうちに 家族のために、子供のために 良かれと思って自分の考えを押し付けることって
あるだろう。 わたしも 思い当たることは多々ある。 それを振り返って その決断が正しかったかと思うと自信はない。その時の自分は
一生懸命だったに違いないが ほかにもいいよう、やりようがあったのではと思うことがある。 今更いっても始まらないが。 人生とは
そんなものなんだろうか。。。
この主人公も バグダッドからイギリスへの帰路に
主人公が過去のことを振り返り 内省して それを主人に伝えると思いきや 結局 元のままで 変わらない主人公。
それまでの自分の人生を否定されたくないという思いもあるだろうし、
それならばこれから 自分が変わればいいのだろうが そう簡単に
変われるものではないだろうし。 う~ん 考えさせられた小説。
というわけで ほかの本も買ってしまった。
Christieといえば ミステリー作家として知られているが、 女性の心理を描くこれらの小説も面白そう。。。これから順番に読んでいく予定。











