これは自分の中では一択です。
アメリカのロックバンド「ISSUES」です。
ジョージア州アトランタにて2012年に結成したバンドで高校~大学の期間は毎日聴いてました。
自分の人生初ライブ参戦はこのISSUESでした。一人で右も左も分からないライブハウス参戦でしたが未だに鮮明に覚えています。運良く5列目くらいの距離で見れたこと。全員でのシンガロング。良かったなあ。
メタルコア、ポップ、R&Bの調和したサウンドとTyler(中央の口を手で隠してる人)のクリーンボーカル、Michael(画像左側のでかいピアスつけてる白いユニフォームの人)のスクリームボーカル。心の葛藤や社会問題を題材とした曲やMVは今の時代だからこそ必要な気がします。
解散してしまったのは先に挙げたボーカル2人がグループから脱退(追放とも言える)したことでしょう。
Michaelは2018年に「方向性の違い」から脱退。確かにこの頃から彼のスクリームは減っていたような気もします。ただメンバーとの関係性は悪くは無く、解散前の2024年のライブにはゲストで戻ってきてくれました。
問題はTylerのほう。
2020年の9月、Tylerの性的不正行為(主にグルーミングと言われています)の告発が相次ぎます。告発前からTylerのプロとしての姿勢にメンバーから疑問の声はあったようですが、この告発が決定打となります。他のメンバーは信じられないような速さでTylerの追放、被害者全面支持の姿勢を示しました。これは当然の対処と言えるでしょう。
しかし彼の追放により「ボーカルがいない」「曲をメインで作った人物がいない」というとんでもない状況になってしまいました。
メンバーの脱退に加えてコロナ禍でのツアーキャンセルも重なり、長年の活動凍結の後、2023年11月解散発表。24年1月にラストライブを行い解散となりました。
作られた曲、作品に罪は無いとよく言いますがこれは本当にその通りだと思います。特に心情の激しい移り変わりを歌うISSUESの楽曲と、社会問題に切り込むようなMVは一度触れて欲しいものだと思っています。
もしよろしければ是非彼らの楽曲を聴いてみてください。
また書きますね。
あ、おすすめ動画置いておきますので是非!
①Never Lose Your Flames
「心の火を絶やすな」「自分らしく生きろ」と背中を押してくれる曲と映像。Tyler自身がバイセクシャルだったということもこの曲の説得力をアシストしています。
②Hooligans
※照明が激しく点滅する演出があるので視聴の際には気をつけてください
自分が実際に行ったライブの最後の曲で、一番好きな曲です。最後のシンガロングが本当に良かった。