私の、この度の「3度の緊急入院」と類似の記事が有りましたのでご紹介します。
私も、一歩間違えば、十二指腸の血管瘤からの大量出血で、
死亡していたと思います!

以下、12月19日の「読売新聞」 オンラインの記事です。

「大動脈瘤破裂の疑いで緊急搬送された男性、大学病院で便秘と診断され帰宅…翌朝に容体急変し死亡」
 
秋田大は18日、同大医学部付属病院で診察を受けた秋田県内在住の80歳代男性の診断でミスがあり、帰宅後に男性が胸腹部大動脈瘤(りゅう)破裂で死亡したと発表した。
 

同大によると、男性は昨年、腹痛を訴えて地域の総合病院を受診し、胸腹部大動脈瘤破裂の疑いがあるとして秋田大病院に緊急搬送された。同院の心臓血管外科医がコンピューター断層撮影装置(CT)で確認するなどしたが、血腫を発見できず、便秘と判断。翌日かかりつけ医を受診するよう男性に説明し、男性は帰宅した。

 翌朝、男性はかかりつけ医を受診した際に急変し、地域の総合病院へ緊急搬送されたが死亡。同大は医療過誤と認め、緊急性が高いと他院で診断された場合は、原則、経過観察入院とするなどの再発防止策を定めた。

 

 

この方の場合も、出血部位が、早期に確認され、止血術を受けて、輸血をしてれば、助かったのではと思います。

 

私の場合は、3度目の入院で、やっと、出血部位が特定され、

止血術を受けたので助かりましたが、その間の大量出血で、極度の貧血状態にあり、輸血と鉄剤を服用しても、基準値の半分以下であり、退院後も、1カ月間の鉄剤服用を要しました。

 

トータルで28日間の入院で、足腰が衰弱し、現在も、リハビリに努めている状況です。

 

医師の見識と技量等に、命を預けている訳で、「便秘」との判断で退院させるなどは、もっての外と言わざるを得ません!

 

医療機器等は、素晴らしく進歩しましたが、それを使いこなせる技量と知見を持った医師が居なければ、この記事のような誤診で命を落としかねませんね。