CIVILIZED レザージャージ
今年最後となる、CIVILIZEDレザージャージのご紹介です
このブログで何度もご紹介致しましたが、年末年始で店頭にお見えになるお客様に向けて、もう一度おさらいさせて頂きます
CJ-0442 ZIP UP LEATHER JERSEY(D.NAVY) 99,750円
牛革ステアハイドの中でも、さらに上質とされる「ライトステア」を使用したジャージタイプのレザージャケット
一般的なステアハイドに比べ年齢が若い分、銀面が平らで肌理が細かく品質の良い高級革です
顔料を使用していない素上げの革を用い、製品後に手作業によるシワ付けを1点ずつ行っています
着始めは硬く、マットな質感ですが、着用と共に艶と柔らかさが増し、自然な革自体の変化を楽しんで頂くことが出来ます
タイトなサイズ感に設定していますが、パターン・縫製テクニックにより腕の上げ下ろしなど、ストレスのない着用感を実感して頂けます
11AWでリリースされたブラックの他に、新色としてダークネイビーが追加されています
肩口はスプリットラグラン仕様
ラグランスリーブのレザーブルゾンというのは結構珍しく、お客様が気になるポイントのようです
確かに、肩から袖にかけてのラインはかなりきれいに見えます
このアイテムの特徴である着心地の良さは、脇下の特殊なパターンテクニックによるものです
脇の下から、上に向かって円を描くように、膨らみを持たせパターンにすることで可動域が広がります
腕を真上まで上げてもストレスがなく、細身ながらとても着心地の良い作りになっているのです
フロントサイドポケットにも拘りがあります
まず、脇線を真横ではなく、前身頃にずらし、裾に向かって外側にカーブさせています
その線上に、コンシールファスナーのポケットを配置
コンシールというのは"隠す"という意味がありますので、ファスナーを閉めるとラインと同化して存在感を消しています
非常にミニマムなデザインです
余談ですが、こういったレザーアイテムにコンシールファスナーを使用するのは、難易度が高く縫製が大変なんだとか,,,,
袖が内側に自然なカーブを描きます
これもやはり、袖のパターンテクニックによるもので、着用時に腕の圧迫感がありません
また、ハンガーに掛けた時のラインが非常に綺麗に出ます
袖口のマチは最大約8cm広がります
最後に後身頃ですが、中央にあるセンターラインの両サイドに、スラッシュ状のラインがあります
これも上でご説明した脇腺です
後身頃から裾に向かって先細りにすることで、すっきりしたラインが強調され、視覚的効果が上がります
また、裾口アール状の切り替えも同様で、着用時に立体感のあるラインになります
175cm/57kgサイズ1を着用
春夏物ですが、1.2mmの肉厚な素材を使用しており、夏以外の3シーズン着用できるブルゾンです
これからの時期にもすぐ使えるアイテムですので、非常にお勧めです
年末年始お忙しいとは思いますが、CIVILIZEDレザージャージ是非店頭でご覧下さい