メダルよりも価値がある

私は羽生のファンではぜんぜんないのだけれど、メダルよりも「4回転アクセルを跳んだ(失敗したけど)初の選手」として登録されたということのほうが、大きく重い意味があると、思うなあ。
これはたぶん、100年先でも羽生の名前は残るよ。
ほら、イナバウワーの顔は知らなくても、名前だけはみんな知ってるでしょ、体操とかも、選手の名前がついた技とかあるけど、その選手の顔とか知らないじゃん。
4回転アクセルという技は、「ハニュー」という技にしてもいいと思うけどなあ。
「サルコウ」というのも、選手の名前だそうですよ。顔なんて知らないけど。
だったら、「ハニュー」でいいよねえ。失敗したからダメなのかなあ。
この先、なんらかの大会で成功させることで、4回転アクセルが「4回転ハニュー」と呼ばれるようになってもらいたいね。
私はファンじゃないんですよ、しつこいけど。
でもね、今回、「メダルよりも技を取ったこと」は、賞賛に値すると思うね、やっぱ。
技にこだわらなければ、3個目の金メダルを取っていたでしょうが、別の目的に切り替えたというところに、「真のアスリート魂」みたいな何かを、感じるんだよね。