追悼番組を見る気になれないそのわけ
9/12(日)0:40(今夜24:40)〜NHK BS1スペシャル「良心を束ねて河となす――医師・中村哲 73年の軌跡」が再放送。
— 岩波書店 (@Iwanamishoten) September 11, 2021
中村哲医師のアフガンへの思いについては、9/15刊の中村哲/澤地久枝『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る』( https://t.co/N7eVDP7K49 )をご覧ください。https://t.co/MGBFJzPDce pic.twitter.com/cX9XB4YGxG
BSで放送があったので、録画をしてあるのだが、どうも見る勇気が出ない。
腰が重くなっている理由のひとつには、見なくても「だいたい内容の想像はつく」ということも、ある。
中村哲さんという人は、稀に見る素晴らしい無私の人で、この番組の内容だって、アフガニスタンでどんなに素晴らしい活動をされ、人々から尊敬されていたかという、そういうものに決まっているからだ。
彼が素晴らしい人だったということは、説明されなくたって、わかる人にはわかるというものである。
いっぽうでは、ひたすら素晴らしくない人たちが、世界中で幅を利かせており…そういう話にまみれている中で、清らかな中村さんの一生を振り返るには、世界も自分も、汚れすぎているような、そんな気もしてくるのである。
そして…見れば絶対に、「中村さんを狙ったアイツらを、一生許さない」という気持ちが、マグマのようにふつふつとしてくることは、明白なので…そういうアレもあるのである…。7人の子供を含む10人の民間人を殺害した米軍司令官の解釈:
— 宋 文洲 (@sohbunshu) September 18, 2021
「我々の情報では、白い車とそれに乗り込む人がテロの協力者だった」
「米軍の情報」が如何に杜撰か、
20年の間に如何に安易に民間人を殺して来たかの証明 pic.twitter.com/Ybx72JrJtx
「アイツら」とは誰かって、もちろん「地元の武装勢力」などではありませんよ。わかる人にはわかるはず。