「国として承認すること」とは
#NorthKorea leader congratulates #Cuban president #DiazCanel on election as new ruling party chief https://t.co/dxuOpnOoiW
— The Korea Herald (@TheKoreaHerald) April 20, 2021
北朝鮮は、国として、普通に外交をやっているわけであり…つまりですね、世界には、北朝鮮を国として承認している国と、承認していない国があるという、当たり前の現実が、あるわけです。
日本は、アメリカの植民地なので、自分の意志で「承認するかどうか」を決めることはできませんでした。
ここのところがわかっていない人が多い。または、知らんふりをしていたい、と。
そのように、「特定の国を国として承認するかどうか」ということには、決まりはないわけで、ドイツのように、完全に西側国家でありながら、北朝鮮との国交がある国というものも、あるわけで。
台湾問題とは
そしてですね、「国として承認するかどうか」については、台湾についても同じことが言えまして、世界には、少数ですが、台湾を国として承認している国も、あるわけです。
が。それは非常に少数で、アメリカだって、日本だって、本土の中国政府のほうを承認し、台湾はその一部だというふうに見なすということを「約束」しているわけです。
日本の場合は複雑で、以前は台湾のほうを承認していましたが、1972年の田中角栄訪中で、180度変わったわけです。
そういう約束をしてきたからですよね。北京で、中国政府と。
その「約束」というものは、今でも有効ですよ。
ただですね、アメリカの都合に合わせたい日本政府というのは、この「約束」を、できる限り骨抜きにしていきたいと、まあそういうことです。
ですので…中国政府から「約束破り」と罵られても、仕方がないんですよ。われわれは。
だけどさ、「中国との約束を守れ」というふうに、政府に要求をする日本国民というものは、私1人くらいしかいないんじゃないんですかはははは。
だけど、本来は、そうでなくてはおかしいですよね。
そうでなければ、「約束」って、なんのためにするのって。