これを見ると涙が出そうだ

今という、北東アジアにとっては不幸な時代を生きる日本人が、守らなければならないもの、なんとか守って、次の世代に渡さなければならないもの、それがこれであろう。
隣国の人たちとの絆、これがなくなったら、また日本は、「孤立」という、乗り越えられない壁の前に、国全体が松岡洋右状態になって、おかしな方向に突進してしまうことだろう。
お隣さんが「家族だ」と言ってくれているのに、同じことを言い返す日本人というのは、あまりにも少ない。
そのことが、悲しいし、せつない。
日中朝鮮は、2000年の間、大きな家族のように暮らしてきたのに、そのうちの数十年間の悪行のために、すべてが否定されてしまうのだろうか。
そんなことはない、一番大事なものは、目に見えない、空気のようなもの、それは「北東アジアの無意識の一体感」、である。
そして、空気のようなものほど、強い。