ロシアの停戦監視部隊がナゴルノ・カラバフ入り

ロシアのピースキーパーがナゴルノ・カラバフ入り。

 

 

9月下旬から始まったアルメニア・アゼルバイジャン戦争ですが、停戦協定からなかなか戦闘が止まず、ロシアの停戦監視隊が、ナゴルノ・カラバフ入りをしたというニュースです。
ピースキーパー=停戦監視隊ですが、当然ですがこの人たちは、武装しているわけで、武装していなければ、停戦を監視する=戦闘行為をさせないようにすることは、できませんね。
今回の件では、アゼルバイジャン側が、多くの土地を取戻した状態での停戦ということなので、アゼル側の勝利、というふうにはなるようです。
事実上は、ナゴルノ・カラバフというのは、ロシア軍の駐屯を受け入れた…ということに、なるのかもしれませんね。
他国の軍隊なんてものは、いないに越したことはないのですが、ロシア軍がいなくなれば、また戦闘になるに違いないから、いてくれたほうが、今回のケースでは、地元の人たちにとっては、安心かもしれません。
もちろん、ロシア兵たちが、米兵のように狼藉を働いたりせず、お行儀よく駐屯してくれれば、の話ですが。
今回の戦争は、ほとんどロシアがカタをつけたということで、アメリカは大統領選でそれどころではなかったというか…だから、国連が出て来なかったというか。
ロシアの存在感が増したケースでした。