「バイデンなら新しい戦争をやってくれる」

ま一昨日だったか、どっかの国の外人と、RT誌のコメ欄で話したんですが、前にも言ったようにですね、アメリカの大統領として、任期中に新しい戦争を始めていないということは、特筆すべきことなんだと、私は書いたんです。
そしたら、新しい戦争を始めないということは、アメリカでは、いいことではなく、弱さの象徴であると、言われたんですね。
もちろん、そんなことは知っていますけど…やっぱりそうなのかなって。
そして、そのあと誰かまた別の人が、バイデンなら新しい戦争をやってくれると、言うんですね。
ま、そのとおりですよ。

アメリカについての大きな勘違い

もうね、日本のリベラルというのは、ダメなんで、
「アメリカの民主党=リベラル」
「アメリカの共和党=保守」
というふうに、固く信じている人が多いんでしょうが、それはとっくの昔にマチガイになっていますから。
どっちも軍産複合体なんですよ、ただトランプだけは、最初はヒモがついていなかったから、既得権益側は、非常に困ったことになった、という話。
アメリカの大統領選びなんていうのは、「誰がいいか」ではなくて、「何がマシなのか」という話であって、前から言っているように、トランプは、平和主義者であって、そのつもりで大統領になったのに、なった途端にこてんぱんにされて、軍産複合体に降参したわけです。
その後は、イスラエルのネタニヤフのバックアップを得ることで、なんとかお飾りの大統領を続けることを、選んだわけで、それは本人の責任です。
まね、トランプが、2016年の選挙の前に、何を訴えていたのか、誰も知らないでしょ、日本では。
ロシアとの融和政策をやるといったから、大変なことになって、こてんぱんにされてしまったんですが、現段階でアメリカの大統領が、または候補者もそうですが、ロシアとの融和政策などを掲げるということが、どれだけ大きな意味があるか、日本では誰も理解していないんです。
トランプは、差別主義者ではぜんぜんありませんし、だいたい「移民と結婚している」でしょ。本当の差別主義者だったら、移民と結婚したりはしないということは、アメリカ人なら誰でも知っています。
そしてツイッター社やFacebook社すら、思い通りにできないくらいに無力なんですから、独裁者なわけがありませんよ。

何がマシなのかすらわからない

まね、私はもう、日本の「リベラル」というのには、何も期待しない。
何がマシなのかということも、わからないんですからね。
「できるだけ戦争をしないでくれること」が、一番マシなのに決まっているじゃないですか。オバマが何をしたかって、恐ろしすぎて、思い出したくありませんね。
でもね、日本には、オバマが「リベラルだ」と思っているバカがいっぱいいますから、もう、仕方がないんですよね。
あのね、
  • 品がよさそうに見えて、どんどん人を殺すような男と、
  • 品は悪いけれども平和主義で無力な男と、
どっちがマシですかね。