菅義偉

中曽根の葬式は、「踏絵」にされるのか

もはや暗黒時代。

 

 

17日に実施される内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬に合わせ、文部科学省が全国の国立大などに、弔旗の掲揚や黙とうをして弔意を表明するよう求める通知を出したことが14日、分かった。13日付。

まさに、スガーリン流。

それでまた、「黙とうをしていなかった」だのと、あとからいちゃもんがつき、人事で粛清…なんか、橋下徹の「口元がー」を思い出すなあ。
1年前に死んだ元首相のために、なんでそこまで。
本当にもう、暗黒である。

中国や北朝鮮とは根本的に事情が違う

菅政権になって、「中国と同じだ」なんて言っている人がいるけれども、それは中国に対して失礼というものである。
中国のトップたちの中には、国を売り渡すために働いたなんて人は、一人もいないはずで、そして中国というのは、常に英米から主権を脅かされているからこそ、言論の取り締まりを「ある程度は」しなければならないという、事情がある。
実際に、香港などでは、アメリカから豊富な資金をもらった活動家たちが、アンチ中国政府運動を展開し、中国の主権を脅かしたわけで、言論を自由にできないのは、「主権が脅かされているから」であり、日本のように「そもそも主権がない」というのとは、違う。
北朝鮮も同じ。うかうかすれば、すぐに主権がなくなる。
中国も北朝鮮も、ジャイアンアメリカとの闘いを続けながら、必死に主権を守り続けている国であり、日本の場合には、植民地なので、事情が違う。
マイナスから始めなければならないというのが、日本で、「まずは主権を奪還」してから、それから「主権を守る」という段階に進むのであって、そもそもマイナス状態であるというのは、そういう意味である。

中曽根の葬式は、人事に手を突っ込むための口実に

庶民にとって、中曽根などはどうでもよく、その葬式のために税金など使ってもらいたくない。
そして、それを「踏絵」にして、「弔旗が上がっていなかった」だの「黙とうをしなかった」だのといって、また人事に手を突っ込むのであろう。
ああいやだ。スガーリン時代。