rainbow flag

78歳足立区議の「心配」

ふむ、記事の内容を読めば、この人の言いたいことは、わかるし、ある意味で筋は通っているとは思います。
大西つねきの「高齢の人から逝ってもらう」と同じような感じが、すごくしますね。
それは、本人に悪意がないということが、あまり伝わらないとか、ほとんどの他人が言いたがらないことをあえて言ってしまっている、とか。

悪意がなくて、先が長くないような人を、あまりいじめても仕方がない

78歳の男性区議さんですか…足立区が滅びるとしても、そのころにはあなたはいない…だから、成り行きに任せたらどうですか、としか、言いようがないですね。
そもそも、「人類は滅びてはならない」という決まりは、別にないんです。
滅びるかもしれないし、滅びないかもしれないし、それは、誰か特定の人なり、法律なり、国が決めるようなことでは、ないでしょう。
そして…ほとんどの人は、「人類が滅びないために生きる」、という使命感でもって生きているわけでは、ないですね。
だいたいみんな、それぞれのいろんな理由で生きている。
まあこの方も、78歳で、3人のお子さんを育て、今では曾孫までいると…それはお疲れさまでした、というところですが、残りの人生は、もっと別の心配に使ったほうがいいというか、「同性愛者が増えたら、足立区が滅びるのではないか」などという大それた心配は、「次や次の次の世代」に任せておいたらどうですか、と。
「個人」というのは、あまりにも大きな命題には、立ち向かえない場合があるのです。しかも、先があまり長くないという人の場合には、そういう命題に取り組むのは、適当ではないとは、言えると思います。