山本太郎

山本太郎が緊急声明&記者会見

さて、大西つねき事件を受けて、太郎が緊急の声明発表と記者会見を行い、その様子を30分程度の動画で流しました。
私は、全部見たんですが…最初の10分くらいが太郎の声明、残りが記者会見でした。

ちょっと要点をかいつまんでおきますね。

  1. 太郎は、大西の問題発言の件を7月7日の朝に知り、その夜に本人に会い、党を辞めるか、謝罪・動画を撤回するか、どちらかにしろと迫った。結果的に、大西は、謝罪撤回のほうを選んだということ。
  2. 大西がそういう考え方の持ち主であるということは、太郎は7月7日まで知らなかった。そして、今回の大西発言については、「釈明の余地はない」としている。
  3. 大西の処分は、来週開かれる総会(れいわの公認候補者など18人が参加)において、太郎が大西の除籍を提案し、それに対する多数決の投票でもって決められる。総会は非公開で、大西への弁明の機会は与えられるが、本人は投票には参加できない。
  4. 生命倫理について、大西への再教育はしなければならない。間違った考え方を持ったまま、除籍して野に放つということはできない。そういうことをすると、社会への悪影響がある。
  5. 太郎自身は、今回の件は、除名に値すると思っているが、自分の一存で決めるという仕組みにはなっていないから、総会で決めるまでは、除名にはできない。
  6. 大西発言で心を痛めた人たちには、申し訳ないと思っている。

なんか、こういう感じですね。
となると、来週いっぱいには、大西の処分が決まる、ということです。

太郎は自主的な離党を迫った

ということなんで、つまり大西が、粘っているというような格好に、なってしまうわけです。
太郎が選択肢を示した際に、大西が、自分から離党届を出してくれていれば、総会を開いて投票で決定するとかいうことをする必要は、ないわけですよ。
だから…なんだろうな。太郎の話では、大西は、次期衆院選ではなく、次期参院選の公認から出るということで、調整中だったそうです。
大西は、前回(2019年参院選)も、公認でしたが、議席数届かず、しかし…大西的には、参院選に出たいから、太郎に引導を渡されても、粘っているのか。
それとも?
それとも、本当に「勉強をしてやり直すつもりがある」のか。
まあ、56歳だったら、考えかたというのは、そんなに変わるものではありません。
気の毒ですが…それが「人の世の現実」というものなんですよ。
彼が今言っている内容というのは、56年間分の彼の人生の「結果」なわけですから…。
なんか、よくわかりませんね。大西さんに関しては。
まー彼としては、れいわに迷惑をかけることよりも、自分が勉強をし直して、残ったほうが、世の中のためになると…思っている…ということ…。
大西さんが、一番こたえるのは、たぶんですが、自分のチャンネルの視聴者だった若い人たちから、がっかりしたと言われることでしょうね。
果たして、再教育の結果、「新生大西つねき」として、チャンネルに戻ってくるということに、なるんでしょうか…まあ、それが一番いいわけですが。