Afghanistan

ニューヨーク・タイムズ誌が驚愕のデマを報道する時代って

さて、最近の話ですが、さすがの日本のメディアも、「どう考えてもガセだろ」ということでスルーをしている「とあるゲテモノニュース」が、ワシントンポストなどのアメリカの大新聞が次々に取り上げるという、おかしなことになっています。
知っている人は、知っていると思いますが…ロシアが、アフガニスタンのタリバンに賞金を出していた、という話。
米兵を殺せば賞金を出すということになっていた…そんなアホな…そして、今回のネタは、「出所」が匿名で、明らかに怪しいわけですが…最初はニューヨーク・タイムズ誌、その後追い記事で、出所が不明な情報を、大手新聞社が次々に報じた、と。
どうなっているんだ、本当に。
アメリカの大手新聞は、いまや「フェイク・ニュース」と化している…トランプサゲ、ロシアサゲ、中国サゲのジャンルについては。
トランプ政権側と、ロシア政府側、そしてタリバン側が、即時に否定をしていますが…もはや、言ったもの勝ち的な?というか、誰が信じるの、このネタを。
というか、ニューヨーク・タイムズ誌の「ポイント」は、トランプサゲにあったようで、「米兵が危険にさらされているのに、何も対応をしなかった」というふうに、責めている、という話ですね。

このロシア側の記事では、「(今回のデマは)米軍をアフガニスタンから撤退させたくない勢力の企みだろう」と言っています。
それにしても、お粗末な感じというか、デカい声で叫べば、またはウソも百回言えば「常に」真実になるというわけでは、ない、と。