山本太郎

百合子が絶対優位の理由とは

世に倦む日々さんが、都知事選挙の行方(の予想)を述べておられる。
それによると…百合子の圧勝だそうである。
なぜかというと、都民の最大関心事は「コロナ対策」なのであり、百合子以外の候補には、コロナ対策についてのアピールが足りないからだ、というのである。
太郎の場合には、コロナによる経済被害への対策を、大々的に打ち出しているけれども、都民が知りたいのは「どうやって感染拡大を防ぐのか」とか、「ワクチンはどうなるのか」とか、「コロナ後のライフスタイルはどうなるのか」とか、そこらへんなのであろう…なあ…。
ということは?
そう、都民というのは、けっこう金持ちだ、ということなのである。
そらそうだ、日本で一番お金を持っている人たちというのは、東京に集中しているはずで…そして、高級取りだって、東京都に最も多いはずである…。
太郎が言うように、ホームレス化している人や、その予備軍や、学費が払えない人とかも、いるんだけれども、それは、東京の場合には「少数派」だ、というのが、現実なのだろう。

都内では貧乏人のほうが少数派?

お金には、そんなに困ってない、それよりも、新型伝染病への感染が心配、と。
だとしたら…だとしたらだけれども、太郎が今やっていることは…明後日の方向に向かってミサイルを撃っているようなもので…けっこう空しい感じなのかもしれないんだな…太郎自身は、大人になってから金に困ったことは、ないだろうけれども…そして、東京には金持ち(や小金持ち)が多いということは、知っているはずだけれども…どうしても、そっちじゃなくて、下のほうに目が行くというのが、太郎のような善良な人であり。
それは正しいことなのだけれども、「できるだけ票を稼ぎたい」という場合には、マイナス要因になってしまうかもで…だって、都内では「貧乏人」は、どっちかといえば少数派なんでしょ…。
確かに…私の知っている相手でも、都内に住んでいる・いた人たちは、けっこう金を持っていた…金に困っていたぽい家族というのは、一軒しか知らないわ…。
まっ、なるようにしかならない。果たして、世に倦むさんやマスコミの予測が、ドドーンと当たるのかどうか、選挙というのは、フタを開けてみないと…。