会議場

憲政いろいろ

小沢一郎、宇都宮さんの応援演説に来ているようですね(写真では確認できないけど)。
弟子の太郎が出ていても、まあ、筋を通したということですね。

そして、肉食系女子の山尾志桜里さんは、立憲を割っていましたが、このたび小沢のいる国民民主へ入党したとか。

パワハラ疑惑のあの人は

いっぽう、須藤元気へのパワハラ疑惑が噂されている当事者の福山哲郎(立憲民主幹事長)…こんなことを言っていますね。

「辺野古への基地移設を止めることをはじめ」
ええっ。
民主が政権を取っていたときに、結局は強行路線になったのは、あなたの党でしたよね…。
そのとき福山は…官房副長官。
官房長官の枝野の不在時には、よく福山が会見をやっていた記憶がある…。
だけど…立憲になって、「基地移設を止めることをはじめ」に変わったの?
なぜ?
立憲って、そこらへんのマニフェストは、どうなっているの…。

辺野古移設について再検証をし、沖縄県民の理解を得られる道をゼロベースで見直します。

すごい玉虫的というか、これをもって「基地移設を止めることをはじめ」というふうに、本当に考えているのかどうかということは、なかなか、微妙でしょう。
まあ…なんだろうな、一度政権を取ってしまうと、いろいろと、しこりが残りますよね。
というかさ、福山とか枝野の場合には「あの時には、こう考えていましたが、今はこういう考えに変わりました」みたいな説明とか、してもらいたいと、思うんだけどな。
なんかいきなり「基地移設を止めることをはじめ」とか言われても…えっ、前は違ったんじゃないのと、どうしても思ってしまう。

政権の味を知っているからこそ、もう一度取りに行く

寝なければリッパとは限らないけれども↑

そしてまあ、枝野とか福山の場合には、本気で政権を取りに行く気が、あるからこそ、他の党員に対して、コワモテに出てでも、「党内コンプライアンスの引き締め」に、走っているんだろうと、私は思っているんですよ。
枝野や福山というのは、「政権の味」を知っているからこそ、本気で取り返しに行く気になるわけで、そうなると「何だけは絶対に必要なのか」ということが、だいたいわかっているわけですね。
それは、アメリカの後押しを得ることは、絶対だということ、これが、身に染みてわかっているんでしょう。でないと、政権が取れないとか、取れても長続きしない、とか。
消費税の件が絶対であるならば、それがアメリカから突き付けられた条件だったからなんじゃないんですかね。私は、そういうふうに見てしまいますが。
だとすれば、それは「上納金」との関係でしょうから、「福祉の向上が伴わない増税」なんですから、庶民としてはやはり、消費税をナシにしてもらうか、下げてもらいたいと、いうものです。

どちらが一概に「いい」とも言えない

政権を取るために、党内を引き締めている枝野や福山が「いい」とは、私は言いませんが、コワモテになっているのは、「本気で政権を取るつもりだから」というふうに、私は、思うんですよね。それがいいとか悪いとかは、一概には言えませんが。
そして、「逆」の政党は、逆なんですよ。
例えば社民党、絶対に政権などは取れない。
以前のように、連立で、大臣職をひとつもらう程度が、せいいっぱいです。
だから、党議拘束がないと言っており、だからこの前、党首である福島が、党是と反対の投票をしましたね。
さらにれいわ。太郎は、れいわの候補者に対しては、党是に反対の主張をしても構わないと言っています。
がこれも、今の段階では、絶対に政権を取りに行くというところまでは行っていないから、というふうにも、言えて、例えばこれが、連立であっても、政権が取れるくらいの状態になったときにも、同じことが言えるのかといったら、私は、個人的には、そんなはずはないと、思っています。
だから、党の場合には、「自由だからいい」とは、一概には、言えないと、思うんですね。

アメリカには党議拘束がない?

そして、アメリカには党議拘束がないから進んでいるとか、そんなことは、ないと思いますよ。
「ホワイトハウス」というドラマなどを見ると、すぐにわかりますが、議会票を集めるために、どういう裏工作をしているとか、せっぱつまったら、議員をホテルに閉じ込めて、缶詰をやるとか。
ああいうのは、ドラマだからなのではなくて、実際にそうだから、ドラマになっていると見るのが、妥当でしょう。
なんでもかんでも「アメリカは進んでいる」とか思うのは、マチガイであって、そもそも、トランプが大統領になるときのスローガンは「drain the swamp」だったのであって「どぶさらいをする」ですね。
つまり…トランプが出馬をした段階では、今の政界は、ドブ状態だというのが、共通認識だったからこそ、そういう言葉が、スローガンとして通用し、そして大統領になるくらいの票が集まってしまった、ということなんです。
そういう国の政治を、やたらに「尊敬の目」で見るというのは、あまり正しくないだろうと、私は思いますね。