George

聖人化される前科者

すごいことになっていますね~5回の服役歴のある麻薬中毒者が、聖人化されている↓
ミネアポリス警察に殺されたジョージ・フロイドという人については、もっとすごい話が、出てきています。
  • 5回の服役歴がある前科者だった(強盗、窃盗、住居侵入、薬物関係)。
  • 妊婦の腹に銃を突き付けて、金を奪ったことがあった。
  • 逮捕されたとき、フェンタニルと覚せい剤でラリっていた。
  • ポルノ映画への出演経験があった。
どう考えても、「模範的な市民」ではなかったし、「普通の市民」ですら、なかった…「犯罪常習者=career criminal」のカテゴリだったんですね。
それは、警察に殺されてもいいということと、イコールではありません。
「そういう人」でも、殺さずに逮捕するような訓練が必要でしょうし、配慮が、必要でしょう。
だから、殺したことは、警察が悪いわけです。
が、警察に殺された黒人男性だから、いい人だったという「逆説」は、成り立たない、この記事の著者の人は、白人男性ですが、そういうふうに言っているわけです。
「聖人」として持ち上げるのは、おかしいし、逆に、「こんなにひどいヤツだった」というふうに、必要以上に貶めるということも、すべきではない、と。
しかし…現状では、アメリカの人たちというのは「そのどっちか」になってしまっている、らしいんですね。
せめて、もっと第三者的な見方のできる私たちは、極端な見方をしないように、心掛けるべきでしょう。