アメリカ黒人男性圧死事件～死亡した男性には、かなり問題があった～

死亡した男性は、かなり問題があった

アメリカは、すごいことになっていますよねえ。
そんな中、ほとんど報道されないと思うので、ちょっと紹介。
George Floyd’s death was ‘homicide’ caused by ‘cardiopulmonary arrest,’ fentanyl & meth found in his system – medical examiner — RT USA News
The Hennepin County medical examiner sided with the authors of the independent autopsy, Dr. Michael Baden and Dr. Allecia Wilson, in ruling Floyd's death a homicide. The examiner’s report defined the cause of death as a “cardiopulmonary arrest complicating law enforcement subdual, restraint, and neck compression.”

Previously, in its preliminary findings, the examiner said that there was nothing in Floyd’s autopsy to support the diagnosis of “traumatic asphyxia and strangulation,” as suggested by Drs. Baden and Wilson. However, the examiner pointed out that the man had several underlying health issues that might have contributed to his death.

In the report, released on Monday evening, the examiner specified those preexisting conditions as “arteriosclerotic and hypertensive heart disease,” as well as “fentanyl intoxication” and “recent methamphetamine use.”
さて、一部分を見ると、すごいことが書いてあるんですが…死亡したジョージ・フロイド４６歳という人は、「動脈硬化と高血圧があった」ということ、そして逮捕当時に「フェンタニルでラリっていた」さらに「最近、メタアンフェタミンを使用していた」という、ことが、解剖で判明した、ということなんですね。
もちろん、それらの健康要因がなかったら、死んでいなかったのかどうかは、誰にもわかりません。
しかし…「フェンタニル（ヘロインの代替として依存症たちに利用されている鎮痛剤）」に加え、「メタアンフェタミン（覚せい剤）」も使用していたということは、この人は、普通の市民だったというふうには…ほとんど思えませんね。
麻薬中毒患者であり、犯罪予備軍だった、と見るのが普通でしょう。
しかし、普通の市民ではないからといって、乱暴に扱ったり、殺してもいいということは、言えません。
しかし、この人は、逮捕されたときには、そういう状態＝ラリっていた、ということは間違いないわけで。
そして、循環系の健康問題も持っていた、と。
そして、それがなかったら死ななかったのかどうかは、誰にもわからない。
まあねえ、結論としては、「複雑なことは、複雑に理解しないといけない」、ということになるわけです。
ややこしいんですよ、「悪徳白人警官が善良な黒人男性を殺した」とかいう、そんなにシンプルな問題では、ないということは、確かでしょう。