安田浩一が田布施システムを取材

なるほど、今度はそのネタへ行ったか、と。
そのネタをやってくれるのは、いいんですが、できれば安田浩一さんではない誰かに、やってもらいたかったな、と。
現段階で、彼には、納得の行かない部分が大きすぎて、それと、彼の仕事を切り離して考えるということは、私には難しいんです。
それはですね、彼の「仕事」というのは、彼の「運動」と、切り離せない内容のもの、だからですね。
安田浩一以外の人で、この問題(田布施システムというかそれが存在しないということ)を取材してくれる人が、いればよかった…それが理想だった、と思うけれど。

安田浩一は読者を裏切り、ジャーナリスト精神に背を向けた

安田浩一さんが、リンチ事件についての、己の態度を反省し、逆に、その取材をし、暴露本でも出さない限り、私自身についていえばもう、彼の仕事に注目をしていくということには、なりそうもない。
彼は、「リンチ事件については論評しない」と宣言をしたわけで、そのことが、どれだけ卑怯であるか、そして、ジャーナリスト精神に反するものであるか、その総括をしないで、「さあ次の仕事」とか言ったって、それが田布施であるのであれば、やっぱり「運動の延長」でしょうが。
私個人は、彼は卑怯者であり、読者を裏切った悲しい人、もはやジャーナリストを名乗る資格などはない人だろうと、思っています。
リンチ事件が先に起こっていたとしたならば、彼の本を購入することは、なかったと思います。