太郎の未来と、われわれの運命
世に倦む氏が、山本太郎について、書いておられる。山本太郎は何を考えているのか - れいわ新選組プロス・アンド・コンス : 世に倦む日日
第七艦隊発言が米帝の逆鱗に触れ、潰された小沢一郎が、自分以外の神輿のハンドリングに回るというのは、当然の成り行きである。
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— 山本太郎 住まいは権利! (@yamamototaro0) 2019年12月13日
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策に溺れないためには、策を持たずに捨て身で行け
私が山本について思うのは、- 策に溺れないためには、策を持たないこと。
- 潰されないためには、特定の団体や誰かの「集中的な」バックアップを、受けないこと。
- 将来有望なアメリカ人の連帯者を得ること。
- 一時的にでも、キリスト教徒になること。
「敵」は、ありとあらゆる弱点を探し、山本おろしに動く。
ゆえに、策を持たないほうがいい。
自分と自分の親と嫁の親は、貧乏なほうがよい。
敵は国内にはいない
そして、重要なことは敵はワシントンにいるのであって、国内にはいない
ということを、しっかりと、自覚すべきである、ということ。
これを一番よく知っていたのは、田中角栄で、そして小沢一郎、もちろん安倍晋三、そして鳩山由紀夫もだが、鳩山は世間知らずの坊ちゃんだから、平和主義者であっても、山本の縁の下の力持ちとしては、適していない。
河野洋平は、「平和」や「独立」よりも、肝臓を提供してくれた息子のほうが、大事なのに決まっているから、ほかの男のために動くということは、できない。
本当は、野中広務がもう少し若ければ、「平和」という一点でもって、山本のバックアップと裏での調整に、回ってもらえばよかったのだろうが、もう死んでしまった。
理想を言えば、野中広務と、西部邁の2人を、山本の後援者にするということが、一番よかったのだが、2人とも、死んでいる。
西部を入れることで、山本の政治活動が、多角的になり、外から見た場合の意味合いが、深まり、敵を困惑させる。
そして私は、西部は、山本が頭を下げて頼めば、必ず、支持者になってくれたはずだと、思っている。
自分を守るために、タルシ・ガバードとの「平和連帯」を組め
タルシ・ガバードとの公然の連帯関係を、すぐにでも、結ぶべきである(過去記事:ほぼ全世界の運命を握る、「大統領タルシ・ ガバード 」)。The pledge of allegiance describes America as one nation, under God, indivisible, with liberty and justice for all. Divided by partisan rancor and disrespect, we will fall. As president I’ll restore to the White House these principles of integrity and respect for all Americans. pic.twitter.com/pk0qMjpb9Z
— Tulsi Gabbard (@TulsiGabbard) 2019年12月24日
彼女は、「非白人・元軍人・女性」という、本当ならば、軍産複合体が、よだれをたらしそうなほどに、アイデンティティポリティクス的には、都合のいい大統領候補者なのだが、都合の悪いことには、彼女は、真の平和主義者である。
が、彼女は、「非白人・元軍人・女性」で、なおかつ「民主党」であるために、簡単には攻撃できない、ということで、ゆえに、まだ、潰されていないのである。
そして、庶民の人気が高い。
ゆえに、ガバードとの公然の連帯者になるということは、山本にとって、最も強い「防護壁」になる。
不要になったら小沢は切れ
小沢一郎の政治力は、ある時点までは必要だろうが、ガバードが大統領になった場合には、平和と独立のための一世一代の大チャンスであり、小沢はもう不要であるから、すぐに切ったほうがよく、また、山本新党であるれいわが、ある程度まで成長したら、小沢はさっさと切り捨てるべきである。小沢は、己の名と身を捨てて、「平和」のための影の立役者として、黙って身を引き、死んでいくのが、本人のためでもある。
山本本人さえ、わかってくれていれば、それでいい、と思えないなら、小沢は、すぐにでも、身を引くべき。
小沢以外の人間で、山本の支援に回っている「ちょっと名のある人たち」も、同じである。
西洋人は、油断させて、騙せ
クリスチャンになるということは、蒋介石・文在寅方式ということで、これは、私たちの想像以上に、西洋人に対しては、油断をさせる効果がある。そこを狙うのである。
日本の独立と、地域の平和のためには、それくらいのことは、やってのけなければならない。
山本には、もともとそういう(キリスト教的)基盤があったようだし、平和のためには、西洋人を油断させ、信用させ、騙さなければならない。
山本は、ほかの「米帝追い出しに(一時的にでも、部分的にでも)成功した国や民族」の軌跡を、よく調べてみて、何が効果があったのかについて、詳しく知っておくべきである。